私が特定派遣技術の会社で渡り歩いた合計5社について書いていきたいと思います。
もちろん、企業の誹謗中傷をしたいわけではないのと、特定されたくはないので、色々と伏せながら書いていきます。
派遣先の業界や職種など書いていきますので、就職や転職の際に参考にしていただければと。
スキルアップを心がけて学べることを学んだら出ていくスタイルの私でしたので、その経験を書いていきたいと思います。
Part1 大手メーカー系SIer
残業文化がものすごい
最初に派遣されたのは大手メーカー系でした。
誰もが知っている日系のメーカー系です。こう書くとある程度絞られますね。
早速ですが、ここで驚いたのは定時になっても全く帰る人がいませんでした。
私も初日から21時まで残業でした。
当時はまだ私も、「かなり炎上しているんだろうな」くらいにしか思っていませんでしたが、在籍期間は3ヶ月と短かったのですが、そういうわけではなく残業が文化となっている事に気づきました。
なぜかといえば、プロジェクトが落ち着いてきて、担当から外れる人も増えだしたのになぜか残業している人が多いのです。
落ち着いてきて、人手がいらなくなってきているのに残業時間が変わらないって変じゃないですか?
案件をこなす中で、サーバの設計構築をしておりましたが、22時前くらいに同じチームの人へ、「今日はもう切り上げますね」と告げると「もう帰るの?」と言われたのはいまだに記憶に残っています。
私は仕事が無いのに残業できない、だらだら仕事をするのが嫌いだったので、自分のタスクが終わったらすぐ帰るという行動をとるようになりました。
技術力は短期間でかなり上がった
なんだかんだ大手でしたので、案件も公共系の大規模案件であったため、短期間でかなりスキルが着きました。
また、炎上していたのも不幸中の幸いで、短期間で覚えることとやることが多く、設計と構築、それらに関わる技術知識と作法がパラレルで伸びていきました。
そこでの経験が今も役に立っているので、非常に感謝しています。
また、大手でナレッジもしっかり完備されており、知識を養う環境が整っていたことも大きいです。
大規模案件と別案件で出張も経験しましたし、当時はLinux担当でしたが、VMwareとクラスタソフト、ミドルウェアの提案資料を作成したり、短期間で濃厚に上流工程の経験を積ませてもらいました。
体育会系の雰囲気が強い
当時、派遣社員として仕事に従事していたため、当然派遣先の企業は私を含めた人間に派遣料を支払っています。
この会社では普通に「君たちにはお金払っているんだから、ちゃんと仕事してよね」と言われました。
まぁ、当然なのですが、ここまでストレートに言われるとかなりのストレスでした。
1回2回の話ではなく、仕事の切れ目があるとすぐこのような事を言われる始末で、正直気持ちが切れていました。
さらに言うと、私がゆとり世代の甘ちゃんなだけかもしれませんが、「仕事は自分で探しなさい」とプロパーに嫌味のように言われる部署で、来て数ヶ月の会社でいきなり仕事を他人から貰えと言われても、何をどうしたらいいか分かりませんでした。
むしろ、仕事があるから派遣を採用したんじゃないの?と思いました。
今振り返ると、当時は若くスキルもまだ低かったので、今のスキルレベルであればもっとたくさん仕事が出来たかなと思います。
まとめ
3ヶ月しか在籍しなかったため、あまり多くは書けませんでした、結論としては技術力が短期間で凄まじいくらい伸びたため良い経験だったと思います。
残業や雰囲気は、日系企業の悪い部分を集約したような感じですので、それを当たり前と取るか、ブラックと取るかで違うと思います。
忙しい企業なんてたくさんあるので、私からすると大手であれば仕事もそれなりに多いので仕方ないと思います。
では、次回はISP企業について書いていきたいと思います。