派遣には戻らないがフリーランスエンジニアに戻ろうとしている私が考えるメリットとデメリット

正社員、派遣社員、フリーランスを経験し再度正社員で就業していますが、今現在の心境としてはフリーランスへ一度戻ろうかと思っています。

もちろん、些細なきっかけから重要な事まで考えてその結果に至っておりますが、メリットとデメリットに関してはきちんと認識しておく必要があります。

そして、もし似たようなエンジニアがいれば悩みを共有して、そしてどこかで一緒に仕事が出来たら良いなと思っています。

今回はフリーランスのメリットとデメリットについて書いていきたいと思います。

以前、派遣社員向けにこのような記事を書きました。

こちらでは派遣社員がフリーランスになるメリットを書いています。

本文にも書いていますが、フリーランスになっても派遣契約があるので、働き方の変化などが少ない事やマージン率が違う事を主に書いています。

またこちらも書きました。

これまではフリーランスの経験やメリットを書いてきましたが、今回改めて思う事がたくさんあったので紹介していきたいと思います。

そして、私の場合は自分自身の生活のあり方などを考えて今回フリーランスを検討する事になったので、その点についても書いていきたいと思います。

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フリーランスに戻ろうと考えた理由

人間関係がストレス

正社員として、その会社のプロパー社員として今は就業しておりますが、非常に人間関係が煩わしく正直ストレス以外の何物でもありません。

また、日本企業そのものの体質もあり、口だけの成果主義であり実態は年功序列そのものです。

年功序列のため新人や若い人が理不尽を被りやすい企業です。

何も不満を抱えるのは私だけではないでしょう。

中途採用者は3年以内に20%~30%は退職しています。

つまり、新卒入社の正社員の定着率は比較的良いのですが、中途の定着率が非常に悪い企業です。

ある程度、自分の仕事に集中できる環境で仕事がしたいと思うようになりました。

簡単に言えば、不要な人間関係は切り捨てたいと思っています。

やはりプロパー同士だと年齢や上下関係からなぁなぁで仕事をしがちです。

不要なストレスは無い方が良いのは誰にとっても同じだと思います。

技術力だけを評価されたい

仕事において人間性ももちろん大切ではあります。

また、技術スキル以外では、正社員では特に顕著ですが「将来性」なども採用の理由に含まれます。

しかし、「将来性」があると見込んで採用しても飼い殺しでは無意味になってしまいます。

私は社会人である前に技術者だと思っています。

会社員としてシステムエンジニアをしているのではなくて、システムエンジニアとして会社員を選択しているだけだと思っています。

理由は、他にもプログラミングやコミュニティで技術の啓蒙活動に携わっていますが、それらは利益を産んでいません。

技術を普及するための慈善活動や発達に貢献するためです。

会社員云々ではなく技術者としてどう稼ぐかを考えてフリーランスのメリットが大きく感じています。

一生フリーランスでいるつもりもないのですが、とりあえず今は会社員を辞めようと思っています。

技術力さえあればまた会社員に戻れるでしょう。(確信はないですが)

自分の時間が欲しい

副業可の企業でもあっても、本業中に副業出来る会社は少ないと思います。

少なくとも、何も制約をかけていない会社はないでしょう。

副業だけではなく、今の私には多くの時間が必要です。

  • 海外旅行をたくさんしたい
  • プログラミングだけに取り組む時間が欲しい
  • OSSコミュニティの活動にもっと積極的になりたい
  • 各フォーラム活動ももっと活発にしたい
  • 技術セミナーへもっと参加したい
  • 本をたくさん読みたい
  • 副業にもっと時間を割きたい
  • 持病の治療に専念したい

今やりたいことを挙げただけでもこれだけやりたい事があります。

しかし、時間だけはどうしても追いつきません。

特に旅行はある程度の休暇が必要なので、会社員をしているとどうしても制限が多いです。

技術的な活動もそうですが、時間がないと出来ずに中途半端になるのが残念です。

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フリーランスになるメリット

契約に守られる

人間関係がストレスであることに対して、フリーランスとして明示的に契約を交わすことで多くの無駄が省けます。

指揮命令者が必ず存在するため、一般社員からのお願いごとなどは極論で言えば「拒否」出来ます。

また、人間関係が煩わしくなれば契約を解除すれば良いです。

次の現場に行くとしても、契約解除の理由は「納期終了のため」で良いでしょう。

正社員に戻って思いますが、やはり退職にも力が要ります。

もちろん、既に転職している経験もあるので鬱になるほど悩んではいませんがタイミングが難しいです。

その反面、フリーランスであれば契約が全てです。

不安要素になりがちな、契約ですが更新するもしないも自由です。

更新を勝ち取れる自信がある人であれば、それこそ本人の意志で自由が手に入ります。

時間を自由に使える

就業中に自由に使えるわけではないですが、私が挙げたやりたい事をしようと思えば、仕事を抱えずに1か月や2か月お休みすれば良いです。

会社員で1か月単位の休みを取ろうと思っても、例外的に許可されない限りはまず不可能です。

会社員は時間を拘束され過ぎています。

私は開発案件を受託出来ませんが、プログラマなら週3、週4でもOKな仕事もあります。

私のようなインフラ寄りだと週5で一般企業と同じような就業体系が多いと思います。

しかし、契約がある期間だけ働くというのはフリーランスか一般派遣だけです。

正社員派遣は、就業先が無いからと言って出社しなくてよいわけではありません。

その代わりに給料が保証されています。

もし十分な収入があれば時間を優先した方が良いと思いました。

やはり副業

冒頭で紹介した記事にも書きましたが、やはり副業の存在は大きいです。

残業するよりも副業の方が、個人的には優先度が高いです。

理由は、残業は時給だけに縛られてしまうためです。

副業は自らビジネスの流れを作るための練習です。

結果が出るまでには非効率かもしれません。

しかし、それがお金を稼ぐという事だと思っています。

会社員をしていると中々気づけない事が多いですが、社員1人1人が給料に見合った仕事をしているわけではありません。

集団だから誤魔化せているのです。

1人でゼロからビジネスを作り収入を増やせるのは人生において利益以外の何物でもありません。

残業するより平時にも副業の時間が欲しいのでフリーランスを望んでいる自分もいます。

フリーランスに残業が無いわけではありませんが、基本的に残業時給の高いフリーエンジニアには多く残業してほしくない事もあります。

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フリーランスのデメリット

技術力に依存

運用オペレーターだろうが新米プログラマだろうが今の時代では案件があり、全く出来る仕事が無いという事もないと思います。

それぞれのスキルレベルで、どれだけ仕事が貰えるかの違いはやはりあります。

今の自分の技術力の価値が案件で決まります。

以前は、税込み60万~70万で成約したことがありますが、今はどうでしょう。

唯一の不安の要素の一つです。

それこそ、今は社内SEなので技術力で言えばキャリアの中で停滞気味です。

ただ案件を一つも成約出来ないとは思っていません。

ある程度の自信も必要ですね。

帳簿関連

これに関しては友人が苦労していたのでデメリットとして挙げておきます。

確定申告用のクラウドサービスなども多くありますが、やはり仕分けの知識は難しかったりします。

私は知り合いに税理士さんがいるので個別にお願いをしています。

後程、紹介するフリーランスの案件サイトでは税理士さんなども紹介してくれます。

また、個人的には請求書なども不安なら弁護士さんを繋がりを持っておくと良いです。

法律が絡む作業が増えるので、自力で全てやろうと思うと大変だと思います。

結構、書籍やクラウドサービスでは簡単そうに書いてあったりしますが、実際に自分の目で見て学んでやってみるとどうでしょう。

私はお金払って丸投げなので、正直時間をかけていません。

将来が未知数

フリーランスの時代が来るのか、それとも現在の日本のままかは分かりません。

少なくとも今現在は、フリーランスや自営業は社会的信用が非常に低いです。

また、私のように休憩しながらフリーランスをしたときに、正社員を望んだ時にどういった評価が下されるかが不透明です。

アメリカではフリーランスが増えていますが、日本はそもそも保守的な国です。

フリーランスをしていたことで、組織行動が嫌いなのでは、と勘ぐられたり(合ってますが)、契約の間に空白があり病気がちかと思われたり。(合ってますね)

技術力だけを極めてそれを認めてもらえる時代であれば問題ないでしょう。

逆に、スキルがあっても経歴などに重みをおく会社であれば採用されることは未来永劫内でしょう。

ここら辺は、人生において大きな選択になりそうです。

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これからもっとフリーランスエンジニアが増えて、社会的な立場も少しずつ変わってきたら嬉しいですね。

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