サーバエンジニアの意味のある自己研鑽の方法3つ

エンジニアという技術職では、多かれ少なかれ自己研鑽していき、技術スキルを向上させながら時代の進化についていく必要があります。

有名大手に入社して、資格取得などもせずに高給を貰っている人も多く存在しますが、それはそういった会社に入るまでにたくさん自己研鑽した結果かと思います。

多くのエンジニアは、社命で資格取得をしなければいけなかったり、自分自身のスキルやキャリアアップを図るために自己研鑽をしているかと思います。

そこで、自己研鑽をする際に、効率よくスキルを磨くためのコツを私見ですが書いていきます。

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サーバエンジニアの自己研鑽

書籍だけではなく実際に触れる

大前提として、本気でスキルを上げたいならPCのスペックを上げて仮想環境を構築しましょう。

ミドルウェアやサーバサイドアプリケーションの自己学習にもサーバは必須なので、仮想環境は作れるようにしておいた方が良いです。

当然の話ですが、書籍で知識だけを身に着けた状態で、いきなり実環境を操作してほしいと言われたときに、不安なく対処できるでしょうか。

私はミスをして迷惑をかけたりする事はしたくないので、不安要素が無く「間違いなく大丈夫」と言える状態で仕事がしたいです。

知識ベースでは問題ないと思っても、実際は違う事もあります。

実機でどういった動作や、書籍の知識通りの挙動かどうか見極めて置く事で、そういった想定外の状況を避けられます。

ちなみに、私の自宅には検証用のIntel NUCがあります。

サーバ関係はこの環境があればスペック的にも十分、検証が出来ます。

業務で使用している環境を再現する

設計・構築業に参画して日の浅いエンジニアであれば、まずは自分が持っている案件について再現していく事が大切です。

これを何も見ずに繰り返すと、同じ要件定義であれば何も見ずに構築が出来るようになります。

さらに、詳細設計の設定根拠なども少しずつ覚えれば、最初の再現時をベースにして自分の設計に対する感覚が構築されていきます。

実際に私はこのパターンでした。

このケースはこうあるべき、と言い切れる事がお客様との信頼関係にも繋がります。

一度、構築についてのベースを作り、そこから幅を広げていくことが大切かなと思いますので、再現は非常に重要な要素だと思います。

ちなみに、現在は社内SEとして就業していますが、技術力の低下を防ぐために今でも続けています。

再現性のある知識こそがスキルであるというのが私もモットーです。

経験と言うものは非常に大切ですので、忘れてしまったり感覚を失ってしまうのは負ったいないです。

過去に出来たことは、これからも出来る状態を維持することは本当に大切です。

資格取得

自己研鑽と言えば資格取得です。

サーバOSで言えば、LPIC・MCP・RHCSAあたりの資格になります。

資格取得が自己研鑽に良いのは、実務で使用したことのない知識を取り入れることが出来るためです。

実務で使用していない知識だから、不要な知識では、と思う方もいるかもしれませんが、知らないから使っていなかっただけという事もあります。

すると、使ってみたら意外と便利だったりする事があります。

特に、LPICレベル1では本当に基礎的すぎて、業務で使用しないコマンドやオプションが多かったりしますが、使ってみると使い勝手が良いというコマンドもあります。

なので、資格の取得だけを目的にせず過程で得られる知識も大切にしてほしいと思います。

もしLPICレベル1取得を目指しているのであれば、スピードマスターという書籍がお勧めです。

MCPに関しても、Windows系のサーバは細かいレジストリなどまでいじらない現場も多いので、より詳しい設定を施せるようになるためには資格取得の学習が活きます。

ただし、Windows系は4年に1度新OSが出るので、4年おきに知識が置き換わるので、都度学習する必要があります。

この点、LPICも3年更新があるのであまり変わりはしませんね。

RHCSAに関しては、守秘義務が強い試験なので対策に関する情報はあまりないですが、実機試験になります。

試験対策は自己学習するしかないのですが、別の記事でお勧めの書籍を紹介していますので参考にしてください。

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まとめ

資格や知識だけあっても業務で活きなければ持ち腐れになってしまいます。

スキルを上げるための自己研鑽であれば、やはり実機に触れる事もとても大切です。

実際、資格だけある人と、資格が無くても常に触っている人であれば、当然後者の方が評価されます。

自己研鑽としては、認定資格があり実際に作業も出来るという状態です。

なので、資格の勉強しつつ環境にも触れてみて、知識の確認と技術力の向上を同時に図っていく事が大切です。

サーバは比較的環境を構築しやすいので、ぜひ実施してみてください。

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