社内SEが技術力を向上させるためにやる事。現役社内SEとして働く私がやっていること

2017年11月現在、私は社内SEとして働いています。

社内SEとして働いていると、技術力が下がってしまう、行き詰ってしまう、技術力が身につかないという悩みを抱えることがあります。

特に、SIerなどか転職してくると本当にこれらを実感すると思います。

社内SEは働く会社によって求められるスキルにばらつきがあるので、場所によっては常に高度な知識を求められることもありますが、多くはベンダーコントロールをメインとする事が多いです。

働き方の実態としては、設計構築より運用の業務の方が多いのです。

私もそんな悩みを抱えていたり、感じたりしています。

そこで私が実践している技術力の維持と向上のための自己研鑽について書いていきたいと思います。

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新しい知識の取り入れ方

書籍やドキュメントをたくさん読む

職場で習得できない知識は外部から取り入れるしかないので、書籍による学習は自己研鑽の基本です。

ただし、書籍を購入して学習しても業務経験が無ければ意味がない、と思う方もいると思いますが、それは考え方の問題かなと思います。

私の場合、今の業務内容以上の知識を書籍を通して理解して、外部のSIerなどと会話する際にその知識を活かすようにしています。

例え、自分で設計構築しなくとも構築を依頼する際に、詳細な設計や機能面について書籍で学習した知識を応用してやり取りをしています。

これを行う事で、自分が実際に設定などしなくても外部の技術者から知識を逆輸入できます。

書籍で学習した設定値について、ベンダーへ設定値の確認などをすることで、その時の設計に合わせるとどういった設定値になるか、設定根拠が分かります。

設定根拠は詳細設計書で必要な項目でもあります。

ここで、前提として知識があるかないかで、ノウハウとして蓄積される情報量は変わっていくので、書籍やドキュメント類は時間があればしっかり読み込むようにしています。

外部の技術者との交流を大切にする

情報システム部門で働いていると、製品の紹介や、作業の打ち合わせなどで外部の会社の技術者と接する機会がそれなりにあります。

私はこういった外の技術者との時間を出来るだけ大切にするようにしています。

具体的には、必要な打ち合わせや会議が済んだ後に、余談をするようにしています。

打ち合わせの中で、関係のない話をするのは仕事の仕方として良くないので、終わって相手に時間があれば、という形で聞いています。

余談では、今の会社ではこうしているが、他の会社はどうしているのかという事であったり、技術的に困っている事や分からない事を質問しています。

基本的に社内SEはお客様の立場なので、案件の獲得やビジネス的な強い繋がりが欲しい会社は親切に対応してくれる事が多いです。

実際、親切に余談レベルの事まで回答をくれる会社は良い会社だと思いますし、他に困りごとがあれば他社より先に相談しようと思っています。

なので、余談ですがビジネス的にもWin-Winです。

外の世界と接する機会と言うのは、社内SEになってしまうと思いのほか貴重な情報収集の場になります。

セミナーや研修へ積極的に参加する

会社によっては中々いけない会社もあるかもしれません。

しかしながら、行けるのであれば行ってみる事をお勧めします。

個人的には、こういったセミナーや研修で知り合った方と仲良くなり、プライベートで技術的な相談をしたりノウハウを吸収させてもらっています。

技術的な研修に関しては、ベンダー研修など高額なものも、予算が取れるなら毎年何か行ってみるのが良いです。

もちろん、セミナーや研修で身に着けた知識や技術も、仕事で使わないなら無用の長物になってしまいますが、知識があるのとないのとでは違います。

知識が無ければ仕事に活かせません。

知識があれば使わなくても、必要になれば活かせます。

知識がある事が本当に大事だと思います。

人脈であったり、正しい知識のあり方を身に着けていくために時間を使っていく事にはためらわずに、機会があれば積極的に参加するようにすると良いです。

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手を動かすことを忘れない事

過去に設計構築した環境を再現する

分野によっては難しいかもしれませんが、自分の技術力維持するためには常に再現性が無いといけません。

せっかく構築したりした実績があっても忘れてしまっては、いざ現場で必要になっても発揮できなくなってしまいます。

私は会社のPCや自宅で過去に設計構築したサーバ等を再現構築しています。

再現性のない知識ほど役に立たないと思っています。

なぜなら、前は出来たのに今は出来ないというのはスキルの低下でしかないからです。

技術者から他の職種に移るのであれば仕方ない事だと思います。

しかし、技術者としてやっていくのであれば、30代くらいまでは過去に経験した事や出来ることを維持していたいと思っています。

もちろん、人間ですので忘れてしまう事も多いですし、知識自体が必要とされなくなってしまう業界です。

しかし、知っていることは多い方がいい業界でもあります。

私はメインフレームの事はさっぱり知りませんが、知っていないとマイグレーションや移行の作業や計画が出来ない訳です。

今は新規でメインフレームを導入する時代ではありませんが、知識がある事で出来る仕事もやはり多いのです。

なので、プログラミングなども一度書けるようになったのに、忘れてしまって書けなくなってしまうのはもったいないですし、再現できるように維持する事も大事です。

書籍やドキュメントの知識を検証する

このブログでもOracle RACの最新バージョンの構築手順などを紹介しています。

書籍やドキュメントを読み込むという事を前述しましたが、その知識も出来れば確認できた方が良いですし、確認したい内容や項目を考えるのも大切なプロセスだと思います。

この機能でこういう課題を解決できるか、この設定で本当に変化があるのかなど考えることが何より大切だと思います。

基本的に、目的がないのに検証は出来ません。

なので知識を取り入れて気になる事を自分で確認してみるという単純な事です。

休みの日や会社で手が空いている時間に、こういった検証を実施する事で気づけることもあったりします。

また、運用レベルの経験しかなく、設計構築の経験が浅い人は尚こういった検証をしてみることをお勧めします。

先ほど、再現性のない知識に意味はないと書いた通りで、再現の前に経験値が不足している状態よりは知識だけは持っている事が大切です。

こういった手を動かす作業を繰り返すことで、自然と忘れない知識になっていきます。

私もOracle DBのインストールや構築作業は流れ作業のようにもうドキュメントは見ていません。

これは自宅での勉強や検証も成果とも言えます。

自己投資はおしまない

自己投資とは、これまで書いてきた書籍の購入やセミナー参加のことも指します。

要は、必要なものにはお金も時間も使う事です。

今は情報社会なので、技術情報も多くあり書籍もセミナーも不要で知識が得られる事もあります。

しかし、お金や時間をかけないと手に入りにくいものもあります。

研修などいった事が人は知らないと思いますが、ベンダーの研修には守秘義務があったりします。

サポートを利用しないと確認できない内容などもあります。

これらの知識はいくらググっても見つかりません。

書籍に関しても、読まないと何も判断できません。

知識があって初めて判断できるようになる事も増えます。

私も自宅環境にプライベートクラウドを構築するのに、8万近く機器とパーツを購入しています。

普通、自己研鑽するのにここまでする人って少ないと思います。

しかし、人よりよりレベルの高い自己研鑽を実施するには、それ相応の投資をしていく事をお勧めします。

最後に

本を読む時間やセミナーの参加、自宅での検証はたくさん時間を取られてしまいますが、出来るだけ積極的に取り込む方がたくさんの知識が蓄積されます。

しかし、私も毎日本を読んだり何なりしているわけではありません。

仕事で分からない事や気になる事があればリサーチして取り組んでいます。

プライベートクラウドに限っては完全に趣味です。

ここまでやると少し行き過ぎなので、真似した方が良いとは言いませんね。

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