馬鹿馬鹿しいプロジェクトに馬鹿馬鹿しい人達と仕事をするにはどうしたらよいか

エンジニアをしていると非常に馬鹿馬鹿しいと感じるプロジェクトに出くわします。

炎上はもちろん、赤字確定の案件で評価にもならずむしろマイナスのプロジェクトもあります。

また、人員がいないのにプロジェクトとして受注して自らデスマーチを提供する会社もあります。

馬鹿馬鹿しいと思いながらプロジェクトに参画し続けるのはストレスしかありません。

プロジェクトが馬鹿馬鹿しいのは、残念ですが良くある話であったりもします。

そこに追い打ちをかけるがごとく、ことをさらに面倒にさせるのが「馬鹿馬鹿しい」人たちです。

仕事なら給料が貰えるので仕方ないにしろ、性格や価値観で揉め事が起きるのは何のメリットもありません。

周囲の人間が馬鹿馬鹿しいと思うプロジェクトの方が実はかなりきついでしょう。

技術者同士であれば技術的な対応に感情論も交じってきます。

マネジメント系の人と揉めるとプロジェクト全体に影響があるでしょう。

対応する人間や一緒に働く人間によって良いプロジェクトが「馬鹿馬鹿しくなる」ことすらあります。

そこで今回は馬鹿馬鹿しいプロジェクトや馬鹿馬鹿しい人とどう仕事をするべきかを紹介します。

本音ベースでいえば、やらなくてもいいならやりたくない案件です。

無理に耐える必要もないですが、仕事をしなければならない人は大変です。

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馬鹿馬鹿しいプロジェクト

ボイコット

現実的に不可能な納期や、実績も何もなく成果物を約束してしまうようなプロジェクトはボイコットしても良いです。

そもそも、現実の時間や物理的な要因で不可能なものは不可能です。

最初は親切心から手を動かしたものの、どんどん「現実的に無理」な実感が湧いてきます。

無理なものを無理にやっても結果的に無理です。

なぜか最初に無理だと主張しても、頑張ろうとする謎の勢力がいますよね。

結果、本当に無理になってWBSの線が引き直されるのは言うまでもありませんね。

放置・断る

馬鹿馬鹿しいプロジェクトの中には、目的を達成するだけの能力やスキルのない人たちで進めているものもあります。

スキルが無いので当然、実際にシステムの稼働段階に入っていくつものトラブルが発生します。

その状況になると、大概対応出来そうなエンジニアや取引先に圧力をかけて何とかしようとします。

もし自分が対応の可否を判断できるのであれば放置・お断りをしましょう。

たまに炎上案件に無理矢理引きずり込まれて散々な目に合う人もいます。

断る勇気を持つことも、優秀なエンジニアになるために必要なことですね。

やることを決めて去る

馬鹿馬鹿しいプロジェクトでは、ドキュメントとシステムの設定値が違うなど、もはやゼロベースで仕事をしなおす場合もあります。

言うまでもないですが、要件定義や詳細設計をしたメンバがきちんとやっていればよかっただけの話です。

むしろ、そこはきちんとやるのが当たり前です。

その場合は何までをやるか決めてそれ以外を一切やらないことです。

馬鹿馬鹿しいことに時間を費やすのは不毛です。

仕方なく手伝うとしても何でもかんでも引き受けてはいけません。

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馬鹿馬鹿しい人たち

感情論タイプはあしらうか無視

感情論先行で、その場を乱す人が多い場合は徹底的にあしらうか無視しましょう。

しつこいタイプが多いので捌き切れないケースもありますが、根気が必要です。

感情論のタイプは言い返せば言い返すほど頭に血が上る人が多いです。

感情論で物事を語るタイプは本題が技術から別の話にいってしまい人間関係の問題になります。

本当に馬鹿馬鹿しいですよね。

人間関係を壊してギスギスしたプロジェクトなんて誰も望んでいません。

時によってはキレる

何でもかんでもキレてしまっては、馬鹿馬鹿しさを助長してしまいます。

なので、然るべきシーンではキレてしまっていいでしょう。

滅茶苦茶な仕事の振り方や、無責任な対応は糾弾してしまっていいでしょう。

理不尽な仕事を押し付けられる場合は怒りを示すことで撤退しやすくなります。

日本の間違っている部分なので、正しいことで激高した人がなぜか問題児扱いされることがあります。

例え問題児だと言われても馬鹿馬鹿しい人間関係から解放されるなら名誉かもしれません。

余計なことをする人は見捨てる

余計なことをしてミスをしたり、する必要のない報告などをして問題を悪化させる人がいます。

真面目がゆえにやってしまう人もいますが、だからこそ馬鹿馬鹿しいと言えます。

余計なことをする人に付き合うと、自分の仕事も増えてしまうのは言うまでもありません。

チームだからと言って下手に助けたりすることで同じ印象を持たれるので時には見捨てましょう。

自分のしたことの責任は自分で取るのが大人です。

誰かが尻拭いをしてくれる、手伝ってくれると思わせないようにするのは本人のためにもなります。

自分の意思がない人には協力を求めない

わりと多くいるタイプですが、自分の意見を一切持っていない人がいます。

相談しても何も決められなかったり、言われた事しか出来ないような人たちです。

問題や課題に対して、自分の考えも意見も何もなく上司の決定だけに従います。

自分の意思がない人は自発的に課題解決が出来ないので協力を求めても無駄です。

もし真剣に問題や課題の早期解決を求めるなら、相談しても無駄な人は議論から外しましょう。

ドキュメントの作成などだけお願いしてしまえばいいでしょう。

問題児はプロジェクトから外す

問題を悪化させたり、身勝手な行動で顧客に迷惑をかけるタイプも一定数います。

一言で言えばトラブルメーカーですね。

順調に進んでいるプロジェクトでは、こういった類の人の扱いが一番問題です。

問題児はプロジェクトそのものやメールの宛先から除外するようにしましょう。

問題児の多くは、「行動しないが口は挟む」人や「行動したらトラブルに直結」するタイプが多いです。

総じて自己愛が強くなぜか仕事が出来ると思い込んでいる人が多いですね。

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一番の解決策は辞めること

馬鹿馬鹿しいプロジェクトも、馬鹿馬鹿しい人たちとも縁を切ってしまうのが正直ベストな選択肢です。

あなたがこういった状況に巻き込まれていて、嫌になっているなら辞めてもいいのです。

むしろ、辞めてあなたの抜けた穴がどれほど大きいか本人たちに実感してもらいましょう。

転職エージェントを使えば無料で転職支援が受けられて平日忙しくても土日なども面談が出来ます。

いきなり転職する体でいくのが気が滅入ると思います。

しかし、今のスキルや現実的な年収など、転職に対するビジョンや不安など相談するところから開始できます。

転職して良い環境に行くのが一番ストレスフリーですが転職も労力はかかります。

労力はいりますが【リクルートエージェント】【DODA】のような大手転職エージェントや、ITに力を入れているマイナビエージェントで相談してみることをお勧めします。

無料で受けられるサービスなので、忙しい人ほど転職エージェントはお勧めです。

もし馬鹿馬鹿しい環境から逃げたいと思っているのであれば、転職をお勧めしたいですね。

転職エージェントを使えば、無料のサポートや転職の相談、そして実際に転職する場合のフォローをしてもらえます。

転職しようか悩むならまずは相談からスタートしてみても良いともいます。

最後に

馬鹿馬鹿しいプロジェクトと馬鹿馬鹿しい人たちとの仕事について紹介してきました。

派遣契約の人たちは、契約を更新しなければ良いので結構脱出は容易だったりします。

しかし、正社員となると中々プロジェクトから逃げられません。

そうなると、やはり転職するという選択肢も現実的になってくるのではないでしょうか。

もし頑張って続けたいと思うのであれば、馬鹿馬鹿しいと感じたら少し淡白になると良いでしょう。

プロジェクトも人間も、すべて変えられるものではないのですから。

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