運用監視オペレーターを辞めたいなら我慢しなくていい理由。将来性が低く早めの転職がお勧め

IT業界の仕事の中でも下流工程として、一番従事している人が多いのが運用監視オペレーターです。

データセンターに常駐したり、監視ルームに常駐するなどして業務をしていることが多いでしょう。

上流工程よりも運用保守業務をメインにしている会社も多く引き受けていることでしょう。

この運用監視オペレーターですが定型的な仕事が多いですが辛く感じる人も多いと思います。

仕事自体はマニュアルベースですがそこに面白みを感じない人もいるでしょう。

また、私の場合ですがシフト勤務による夜勤と日勤の不規則な生活から体調を崩していました。

人によっては平日休みが多いことで満足して従事している人もいます。

好き嫌いはかなり分かれる職種だと思いますがあまり長く務めることをお勧めすることはできません

今、運用監視オペレーターに従事されている方には申し訳ないのですが正直、前向きな考えはあまり持ち合わせていません。

もちろん、感情的な批判や否定ではなく根拠があります。

もし運用監視オペレーターをしていて辞めたいと思っている人がいれば迷わずやめたほうがいいと言いたいです。

そこで今回は運用監視オペレーターを辞めたほうがいい理由を紹介していきます。

出来るなら最初から就職しなくていいならそれもいいと思います。

では紹介していきたいと思います。

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運用監視オペレーターは辞めた方が良い理由

将来的には必要なくなる

まず、運用監視オペレーターという職種ですが将来は無くなっている可能性が高いです。

すでにAIや機械学習を用いてほぼシステム化されているコールセンターも存在します。

技術の世界は進化が早く、そして競争も激しい世界です。

今まで人手でやっていたアラームやアラートのチェックもすべて自動化される時代がやってきます。

前述の通り、一部ではすでに自動化されているのです。

人の目で見ることで、ミスが起きたりすることもシステム化すれば人が判断しないためミスが起こりません。

また、経費の中でも人件費が一番高いため、システム化でコストも圧縮できるでしょう。

AIやbotなどを使ったシステム化も最も定型的で簡単な仕事から自動化されていくのです。

残念ですが運用監視オペレーターというのは非定型の難易度の高い仕事ではないのです。

10年後にはあまり需要のない仕事になっているかもしれません。

下流工程の市場価値は低い

言い方がとても悪いのですが、下流工程の経験しかない人材は転職市場であまり高いとは言えません。

今ではクラウドが主流となり、設計構築を経験しているエンジニアはいくらでもいます。

皆、最先端のスキルや上流工程のスキルを経験しているのに対して、運用監視のみの経歴であれば見劣りするのは仕方ありません。

運用監視はあくまでも運用監視レベルなので技術者として見るとかなり経験値が乏しく見られます。

なので出来るなら早めにキャリアチェンジして、市場価値が上がる仕事をしていくべきだと思います。

仮にIT業界の勉強のために運用監視オペレーターに従事するとしても最長で3年くらいが限度だと思います。

残念ですが1年の設計構築経験と3年の運用監視経験であれば全社の方が圧倒的に需要があります。

顧客や転職市場で高い年収を求められるのは高スキルな人材であることを忘れてはいけません。

高スキルな人材に一気にはなれないので、一度、転職をしてスキルを身に着けることをお勧めします。

運用監視オペレーターのレベルでは高みを望むことは出来ないのです。

一般的なSEの給料より激安

運用監視オペレーターの給料はSEの平均給料よりもかなり安いです。

厚生労働省が発表している賃金構造基本統計調査(平成29年)では統計データによると、SEの平均年収は550.8万円となっています。

この平均年収より高い年収の運用監視オペレーターは何人いるでしょうか。

おそらくリーダーや責任者を含めてもごく少数と思います。

それも、大手企業系の役職付きのリーダーや責任者クラスしかいないでしょう。

では逆にシステムエンジニアはどうでしょうか。

ここは上から下まで幅がありますが、外資系などでは役職なしの年収1000万以上も普通に存在する世界です。

システムエンジニアであればスキルさえあれば年収550万どころかもっと高収入な人材がたくさんいます。

つまり、運用監視オペレーターは年収を自ら制限してしまうということです。

仕事はお金が全てとは言いませんが、対価を得るために仕事をしていることを忘れてはいけません。

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運用監視は早めに辞めて転職

運用監視オペレーターですが、先ほど紹介した通り、システム化が進み需要自体が無くなってしまえば転職すらままなりません。

運用監視オペレーターは派遣なりでいつでも人材を確保できるので、長く務めることにあまりメリットはありません。

IT業界の転職であればマイナビエージェント がお勧めで初めての転職ではエージェントを利用することをお勧めします。

マイナビエージェント 自体がIT業界の転職サポートに強いというところと、転職エージェントを使うことで仕事をしながら転職活動ができます。

書類選考などサポートしてもらえるので、初めての転職などで転職の勝手がわからない人はまず転職エージェントに相談したほうが良いでしょう。

申し込みをすれば担当者から連絡があるので、そこで日程や希望などを伝えましょう。

またIT業界に限らない転職では【リクルートエージェント】 がお勧めです。

実績が豊富で、転職支援サービスとしても最も有名だと言っていいので初めてや短期間の転職などで利用してみると良いと思います。

いっそIT業界自体から転職したい人は【リクルートエージェント】 がお勧めです。

運用監視オペレーターですがシステムエンジニアとしてキャリアを積むとしても今後の人生においてもあまり長く務めることはお勧めしません

システムを開発するのにシステムエンジニアは必要ですが、仕事が自動化されてしまう人は仕事を失います。

今すぐに無くなる業務ではありませんが、いつそうなるかはわからないですね。

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最後に

運用監視オペレーターを辞めたければ我慢しなくていいです。

むしろ、辞められるタイミングで辞めてしまっていいでしょう。

運用監視の業務も、フロントで一次受けをするオペレーターとバックヤードで対応するSE的な役割のポジションがあります。

後者であっても設計構築スキルを持ち合わせている純粋なシステムエンジニアと比較するとかなりスキルに差があります。

もし運用監視オペレーターを辞めたいと思ったタイミングがあれば辞めてキャリアチェンジかシフトする方がその後のためになると思います。

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