Oracle Goldの対策

Oracle Master GoldはOracleやデータベースの技術者にとって一つの目標であり、通過点であると思います。

IT業界全体で見るとそれなりに評価は高く、また製品が存続している間は更新不要のため、なんだかんだCCNPよりコスパが良いのではないかと思っています。

DB専門の会社や部署ではGold程度であれば持っている人がそれなりにいますので、専門性をアピールするならPlutinum取得を目指しましょう。

そこで、Goldを目指している方向けに対策について書いていきたいと思います。

ただし、守秘義務がありますので、出題例などは避けて必要な知識をベースに書いていきます。

個人的には給料交渉や実績として「資格取得」というのはかなり良い材料になりました。

また、「Oracle Gold」であるのは技術知識の一定の保証にもなります。

より多くの人が取得できるように取得するための方法についてご紹介したいと思います。

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勉強方法について

EE版(Enterprise Edition)を前提に

AWRはEnterprise EditionでDiagnastics Packを購入した環境でしか使用出来ません。

なので、Stats Packをいくら使いこなしても、AWRの使用経験が無ければ分かりません。

お客さんによっては、予算の関係上Standardしか所持していない事もあるので、試験勉強ではEnterprise Editionを前提に環境を構築することをお勧めします。

AWRレポートの見方などは興味があると学習しておくと良いです。

性能分析の方法や、分析する際のスクリプトの実行など実施してみて、感覚として残しておくと良いですね。

また、各チューニングアドバイザの使用方法や、そこから得られる結果を覚えておくと良いです。

こういった機能ですが、実務では活用していないケースが多々ありますが、試験問題には含まれている可能性がありますので、直感的にわかるのであれば良いですが、経験のない人は使用条件などは押さえておきましょう。

検証方法

基本的に、Oracle DBで扱える主要機能について、コマンドラインで実施するのが効率的です。

私は本番環境はほとんどUnix/Linux環境でしか触った事がないのですが、試験では困りませんでした。

むしろ、Windowsでの操作がよく分かりません(笑)

Recovery Managerでバックアップの設定やバックアップ・リストアは必ずやっておいた方が良いです。

制御ファイルやデータファイル、REDOログなども、複数パターンで破壊して、各リストア・リカバリの違いや、不完全リカバリを実施したり、REDOやアーカイブが欠落して不完全リカバリも出来ない状態での一貫性バックアップからのリストアもやっておくと良いと思います。

あとは、フラッシュバック操作についても、実務で使用しないケースがほとんどだと思いますが全パターンやっておく事をお勧めします。

フラッシュバックデータベースについては面倒なので、私は検証でもやりませんでした(笑)

覚えておくと良い事

Gold試験の内容について、もちろん守秘義務で細かく書くことは出来ませんが、問題を解くうえで知っておくと回答を導きやすい知識として行移行を上げておきます。

行移行は、DMLやフラッシュバック操作に関連しており、Oracleの細かい挙動を確認する上で重要な要素なので調べておくと良いでしょう。

行移行に関する問題が出るという話ではなくて、行移行の仕組みを理解しておくと試験に役に立つという意味です。

合わせて行連鎖についても学んでおくと良いでしょう。

これらの知識は、OracleDBのパフォーマンスに関わる知識になるので、実務でも役に立つときがあるかもしれません。

注意点

実務能力を試す試験でもありつつ、OracleDBという製品に対する知識を幅広く求められるので、経験値だけで受かる試験ではありません。

そういった意味だと、実務経験なしでも勉強出来れば合格出来ますが、実務経験があると受かりやすいので、実務をこなしている人にはぜひ挑戦してほしいです。

そもそも、実務経験がなく別業種の人がOracle Goldまで取得する意味は無いんですけれどね。(資格コレクターは実務能力をアピールしたいわけではないですし)

Gold試験では、個人的には学ぶことの方が多かったです。

テープバックアップなんて今までの環境ではやっていなかったし、ブロックメディアリカバリなんてのもやったことがなく、フラッシュバック操作も基本的には高速リカバリ領域がひっ迫してアラート出したくないので、設計上使用していないケースがほとんどでした。

高速リカバリ領域を使用しないフラッシュバック操作についても初見でした。

このように、実務では経験していない範囲もあると思うので、参考書はしっかり買った方が良いと思います。

Upgrade対策

Oracle DB 12cについては、マルチテナント・アーキテクチャの導入が最大のポイントです。権限周りなどは実機確認をお勧めします。

CDBとPDBの関係やそれぞれで使用しているファイルが異なっているので、どちらの機能でどういった仕組みがあるのか学習しましょう。

新機能ついてはとにかく叩き込みましょう。

そして、従来のGold試験の知識と、RACとASMについても学習しておくと万全です。

シングルでしか対応したことない人には大変な苦痛ですが、RACを検証環境で構成してASMをいじるのがお勧めです。

シングルでASM使っても良いのですが、RACのCVUなど知っておくと、ずっとOracleDBを扱っていく上では貴重な知識になると個人的には思います。

OCRやCSSなどは無理に仕組みを覚えなくても良いですが、ASMの操作は覚えておきましょう。

私は、実務でRAC環境が多く、すべてASMで構成(当たり前の話)されていたので、ディスク追加やハード障害によるリバランスなどは基礎知識としてあったので、対応しきれたかなと思います。

11g GoldでもASMは試験範囲でしたが、Oracle社の試験は年々難しくなっているような気がするので、一歩踏み込んだ知識を学んでおく必要があります。

また最後ですが、Upgrade 12c向けに確実に合格する方法について以下の記事を書きました。(2018年5月追加)

こちらの記事通りに学習すれば確実に2か月もあれば合格できるでしょう。

実務経験がある前提ですが、興味があったら実践してもらえればと思います。

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まとめ

OracleDBのシングルではなくRAC環境でコマンドラインで体系的に覚えるのが良いと思います。

参考書などで試験問題の対策も良いですが、挙動をきちんと把握して、ケース分けが出来ればそれ自体が対策になります。

あとは、製品の仕様と知識を暗記していく事です。

こういった暗記の部分も本来は、実機での確認をしてイメージを焼き付けておくことが重要ですが、すべての対策を実機でするのも難しいので、オプション製品や昨日は暗記ベースがお勧めです。

Plutinumを狙うのであれば、実機はもちろん研修をしっかり受けてOracle社公式テキストで実機確認が必須でしょう。

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