特定派遣としての将来が不安…結婚や転職など悩みがある人へ

特定派遣として働かれている方、または結婚を考えている相手が特定派遣で働いていると将来について考えた時に悩みの種となってしまう事もあります。

実際に、派遣という働き方をしている人も不安が一切ないという人の方が少ないでしょう。

交際相手が派遣社員の場合も、好きではあってもどうしても気になってしまう、そんな話はよく聞きます。

そこで特定派遣を経験した私から、実態も交えて書いていきたいと思います。

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結婚について

お金の問題

思っている以上に、旦那が特定派遣で働いているという人は多いです。

私も派遣会社にいたときに、こんなに結婚している人がいるんだと驚きました。

結婚をするにあたって何が最大の壁かと言うとお金だと思います。

派遣というイメージだけで言えば安そうなのですが、実際は完全なる成果主義です。

スキルが高く高単価の案件で就業出来れば給料も上がっていきます。

私も27歳時点で年収は460万程ありました。

めちゃくちゃ貰っているわけでもないのですが、年収450万あれば結婚も考えていいと思います。

むしろ、これダメだと言われたらいくらなら結婚を考えらるのだろう…

なので、収入が良ければ働き方の問題だけなので意外と障害にはならないと思います。

働き方の問題

派遣会社という響きが嫌で実は相手に転職してほしいと思っている人もいると思います。

日本人は特にブランド志向ですので、少なくとも私は共感できます。

しかし、先ほど書いた通りに実は一般的な企業に入るより派遣の方が稼げる人は一定数存在します。

お金って生活水準を挙げていく事や維持するためには欠かせないです。

なので、派遣という響きだけが嫌であれば転職しない方が絶対に良いです。

派遣社員が嫌で転職した結果、年収が下がるなんてことになると転職は成功とは言い難いです。

仮に20代や30代前半であれば、派遣のままで十分だと思います。

スキルさえあればそんなに不安定な働き方ではないです。

ただ、不況の影響を直接受けやすいので、経済の変動に対しては弱いです。

あとは、社会的な立場も弱いです。

住宅ローンなどを組む場合は、転職してある程度名前のある会社に転職をしてもらった方が良いのも事実です。

ただ、若いうちはそんなに気にしなくて良いと思います。

20代後半で年収400万以下の人

間違いなく結婚する前に転職をするべき人です。

20代後半で、年収400万以下であれば年齢別の平均でもまず下だと思います。

そして、何よりなぜその年収に甘んじているのかという事です。

先ほど書いた通り、スキルさえあれば不安定な働き方ではありません。

能力があればあるほと単価が高くなるので給料上がるはずです。

20代後半で400万以下はスキル不足です。

年功序列の会社に入って長く続けられて給料が上がっていく会社に転職する、もしくは転職を勧めた方が良いでしょう。

20代であれば転職はしやすいので、30代でスキル不足だと良い会社に入るチャンスが減るだけです。

実際、給料が安く1年、2年くらい辞める人も多い業界なので、ずるずる派遣を続けるのは、仮に職場に満足していても結婚には向かないと思います。

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転職について

終身雇用ではない

派遣社員でも、1割以下が定年を迎えることもありますが、9割以上は転職しているのが実態です。

定年間近で派遣されている事もないと思うので、派遣就業者から本社など内勤に移っているケースでないとほぼ無理だと思います。

終身雇用も目指すような会社もあったりしますが、実際は50代の派遣社員と契約する会社の方が少ないです。

例え単価が安くても若い方がエネルギーがあるので、取るメリットがあるとすると類まれなる能力や業界に精通したプロフェッショナルな仕事人だけだと思います。

まぁそもそもそれだけのスキルがあったら別の会社の方が稼げます。

派遣社員としては40代前半が限界かと思います。

安定を望むのであれば、出来れば30代には転職することをお勧めします。

転職は年齢によって全然、入れる会社や書類選考の通過率が変わるので、居心地が良くても多少我慢して転職に踏み切る事をお勧めします。

下流工程はすぐ転職しても良い

下流工程について下積みとして良いです。

がしかし、長くやっている事に何もメリットがありません。

転職の求人票を参考に見てみてはいかがでしょうか。

大手や良い給料の求人の求めるレベルは基本的に要件定義・設計構築経験者を募集しています。

上流工程だけではなく、分析スキルや海外プロジェクトの経験、企画など上流より上位であったりコアなスキルがより待遇が良いのが日本です。

3年も5年も監視・運用オペレーターなどやっていては年収も上がりません。

女性ならそれで良いと思います。

しかし、男性なら下流工程を長く続けることはデメリットにしかなりません。

監視・運用・オペレーター・テスターなどで1000万以上貰っている人はいませんが、コンサルで1000万以上貰っている人はいます。

仕事のレベルで給料は絶対に変わります。

役職など関係ないです。

下流工程は知っていて良い知識ではありますが、下流に行けば行くほど長く続ける理由はありません。

副業で稼げるスキルがあるなら辞めなくていい

派遣社員のデメリットをメリットに変えるという記事でも書いていますが、派遣社員は一般的な企業より、就業規則が緩いです。

副業をきちんと申請していれば実施できます。

なので、本業と同じくらい副業で稼げる人は無理に転職しない方が精神的にも楽です。

派遣社員をいつでも辞められるだけの副業があるのが一番良いですね。

一概に派遣社員だから、早く転職しなければいけないという事もありません。

交際相手が派遣社員で副業でバリバリ稼げているなら、応援してあげた方が良いですし、本人も辞める理由もないと思います。

副業もせず年収も上がらずだと転職一択ですが、メリットを享受できるのであれば何かのきっかけがあれば転職するくらいで良いと思います。

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まとめ

簡単に言えば、しっかり収入があり年齢も30代半ばくらいまでであれば結婚も就職もそんなに深く考えすぎなくて良いと思います。

結婚に関しては、収入が大切ですので転職して給料が下がるよりは、派遣社員時代にそれなりに稼いでいて、その年収を維持できるような転職が出来れば、特に有名大手だとローンなど優遇されるので円満な生活が送れると思います。

転職に関しても、年齢的な制約は意識した方が良いですし、キャリアアップにならない仕事を続けることがリスクになるので、現場を変えるなり転職するなりしてスキルアップを早めに図っていく必要があります。

言ってしまえば、当たり前の話ではあるのですが、スキルさえあれば思っているより不安になる必要はないという事を伝わればと思います。

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