仕事が出来るエンジニアの特徴5つ!!技術が全てではない

システムエンジニアは技術だけが優れていれば優秀かと聞かれると、個人的にはまだ足りていないと思います。

優秀という言葉の定義は非常に難しいですが、個人的にはスキル以外の行動や思考など、抽象的な部分も含めて出来るシステムエンジニアかどうか感じる事が多いです。

技術だけ優れていても連絡が遅かったり性格が特殊であったりすると出来るエンジニアに見えない事もあります。

なんというか、「あの人は技術力はあるんだけどな」と思われる人も多々います。

しかし、そんな中でも「この人は出来る人だ」と感じるエンジニアと出会う事があります。

こういった人と仕事をするのは非常に楽しいですね。

学ぶことも多く、尊敬できるので将来はあんな人になりたいなと思う事もあります。

出来るシステムエンジニアと思われるようになると仕事も増えてしまいますが、評価も当然高くなります。

そこで、私見ではありますが私が今まで一緒に仕事をしてきたエンジニアで、出来るシステムエンジニアだなと思った人の特徴を書いていきたいと思います。

私もそんな人になりたいなと思って日々頑張っていきたいと思います。

スポンサーリンク

出来るSEは技術力だけじゃない

本質を見ている

この人はすごいなと思った人の中で印象的なのが本質を見抜く力がすごい事です。

本人が直接関わっていない作業や案件、トラブルについて当事者が困っている事に対して本来の目的を加味したうえで正しい意見を出してくれます。

メールのCCに入っているだけで、全然本文を見ていないと思っていたら実は誰よりも状況判断が出来ているタイプです。

見てないようで、しっかり見えている。

そんな人がいました。

なので、行き詰って相談すると、ハッとするような回答をくれます。

本人が関わらないだけで、関わった途端に物事進んでいきます。

おそらく多くの経験と高い知識があるからこその産物であり、誰でもマネが出来る事ではないと思います。

目的の達成ではなく、本質を考えて行動しているので目的自体に誤りがある事などを気づかせてくれます。

お金関係に強い

システムエンジニアというのは、技術だけではなくライセンス管理やシステム化による定量的な評価を実施しないといけません。

あまりライセンス関係に携わらないエンジニアも多いですが、プリセールスや情報システム部門、営業とエンジニアを兼務している場合はお金の考え方を学ぶ必要があります。

ライセンスや単価の計算で失敗すると結構な痛手になります。

基本的に、大失態と言われます。

技術的な作業より致命傷になるのがライセンスや保守周りの金額です。

お客さんや自社へ見積もりの修正依頼などしなければならず、少なければ赤字、多ければ過剰請求になりますし、既に請求し支払いがあると多くの手戻りが発生します。

しかし、出来るエンジニアこそお金関係の管理が適切だと思います。

技術的な作業も出来る+お金関係までお客さんや社内に対して管理・説明が出来ます。

またライセンス体系の変更などにも強いです。

技術的な課題も多いですが、お金関係の課題を解決する力がある事がビジネスでは重要です。

エンジニアだけではなくビジネスマンとしてのスキルも持ち合わせているのが出来るエンジニアだと感じました。

スピード感が適切である

仕事においてスピード感は非常に大切です。

最優先でやるべきものはなるべく早く完遂するべきですし、後回しに出来るものは出来る範囲でやれば良いです。

仕事が出来る人は基本的に判断が早いです。

ついでに言えば、メールなどの返事も早いです。

先送りにする必要がない事や、忙しい時はメールをすぐに返す人が多い傾向にあると思います。

ではすべてに対してスピーディーに取り組むかと言えば、それは違います。

常に全力ではどんどん疲れてしまいますよね。

ペース配分をすべての作業やプロジェクトが計画通りに進むように調整しています。

当然の事かもしれませんが、予定外の事はエンジニアをしていると多々あります。

しかし、予定外があろうとなかろうと完ぺきにコントロールできる人も稀にいます。

まさに尊敬に値する人ですね。

スポンサーリンク

人格面も素晴らしい

部下に任せっきりではない

上司や上下関係がある場合、基本的に若い人や新しい人など経験を積ませるべき人に仕事を任せる事が多いです。

しかし、任せた相手が多忙になってしまったり体調を崩したりする事もありますし、退職してしまっていなくなってしまう事もあります。

しかし、出来るエンジニアは任せっきりではなく当事者になっても同じことが出来ます。

任せた仕事を、任せた側の人も出来るケースは意外と少ないと感じます。

部下で特定の仕事が出来る人や詳しい人に任せて進捗や状況を確認する人の方が多いと思います。

特に情報システム部門ではそう感じます。

しかし、これまで出会った中で印象的な上司ですが、私が事情があって出来なかった仕事を代わりにやってくれていました。

しかも、私が知らない間にやっていて「あれ、やっといたよ」の一言。

めちゃくちゃCOOLですよね!!!

普段の業務では全然、その時やってくれたような仕事をしている姿を見たことがないのに、実際は出来てしまうし、出来るんですよね。

任せっぱなしではなく、いざという時に自ら手を動かせるエンジニアはやはり出来るエンジニアだと思います。

責任感がきちんとある

部署間や他社とのコミュニケーションでは信頼が非常に大切です。

信頼があってこその発言権だと思います。

人によって同じ事を言っても、相手が素直に受け取ってくれない事もあります。

しかし、出来るエンジニアほど周囲を納得せるのが上手いと思います。

出来ないエンジニアほど、他者に無理難題を要求したり責任転嫁しがちだと思います。

また、自分の行為に関わるリスクばかり考える傾向があります。

出来るエンジニアは基本的に、無責任な行為をしません。

例えば、明日までに終わらせなければいけない作業があったとします。

そこで、

「明日までにこの作業をお願いします。こちらは忙しくて手が回っていません」

と言うのと

「明日までにこの作業を終わらせるために、協力してほしいのですがどこまで情報があればお任せできますか」

と言うのでは印象が全然違います。

後者だと丸投げするわけではなく協力していく姿勢が見えるので良いですが、前者は忙しいという理由だけで無責任な感じがします。

このように主体性と責任感を持ち合わせている言動が多い人は、この人と協力してやっていこうと思えます。

また協力してくれている人にミスがあってもしっかり責任を取ります。

責任を取るというよりは、その後のフォローやカバーリングが上手いと思います。

必要以上に他人を咎める人ほど、他人に丸投げしていたりします。

あくまで私の経験則なので、違う人もいるかもしれませんが、私が思うに「任せたんだからしっかりやれよ」と思っている人は任せる側の責任の意識に欠けているような気がします。

スポンサーリンク

最後に

出来るエンジニアは人格面も素晴らしい人が多いと思います。

発想が豊かで技術を用いた新しいビジネスを構築していくような技術者もいますが、こういった事業の立ち上げも基本的に信頼があってこその仕事だと思います。

「あいつに任せるのは何か不安だ」

こう思われていればそのような高度な業務は中々声がかかりません。

私も本当の意味で信頼されるエンジニアになっていければと思います。

スポンサーリンク

フォローする

合わせて読んでみる

良ければ他の記事もどうぞ!



スポンサーリンク
コメントの入力は終了しました。