転職時の勤務年数はどう印象が変わるのか。転職活動の前に状況を整理してみよう

今はとても転職に寛容な時代になりました。

2013年と2017年に転職をしている私ですが、サービスの充実度や求人数、内定の数も全然違います。

もはや、転職によるデメリットよりメリットの方が多い時代だと感じます。

今、この記事にたどり着いた方も転職を検討している、もしくは転職活動されているのではないでしょうか。

特に初めての転職は、とりあえず応募していこう!と思いがちではないですか?

個人的には、安易に勧められ求人にどんどん応募していくスタイルは必ずしも成功に繋がるとは思えません。

あくまで経験則ですが、転職者の状況に合わせて転職活動のスタイルを変えていくのがより成功に至る大切なプロセスだと思います。

また、転職前の職歴で一番気になるのが、正社員年数だと思います。

1年で辞めたくなった人、3年経って退職を考え始めた人、様々だと思います。

あくまで私見ではありますが、経験則からそれらの立場について書いていきたいと思いますので、参考にして頂ければと思います。

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正社員での勤務年数が1年未満

新卒1年未満

新卒で1年未満の転職は、正直に言うと保守的な日本社会ではネガティブにしか捉えられません。

はっきり言いますが、給料は妥協しないといけません。

しかし、妥協といっても新卒程度の給与水準であれば現状維持は可能です。

1年未満で退職する場合、1年未満で退職を決意するだけの大きなネガティブな理由があるはずです。

やりたい業界での仕事じゃなかった。

人間関係に耐えられない。

パワハラ・モラハラで精神的に追い込まれた。

思っていた仕事ではなかった。

などの理由があると思います。

少なくとも、1年未満で純粋なキャリアアップという理由は少ないと思います。

この場合は、1年未満で正社員から脱落したというネガティブイメージが先行します。

転職する際は、気になった求人はとにかく応募するスタイルにしましょう。

まず、大手系の書類選考の通過率は悪いです。

なぜなら、次の新卒と大して変わらない人間を中途採用する必要がないからです。

なんなら、中途採用中に新卒採用が並行して進んでいるので、そもそも目的は若さにはないのです。

もちろん、1年未満でもスペシャルなスキルがあればどんな企業でも可能性があると思いますが、そんな人が転職云々で悩まないと思います。

ここで間違っていけないのは、気になった求人に応募する事です。

何でもいいから仕事を見つけたい、と何でも応募すると同じような会社に入社する可能性が高くなります。

必死が故に本質を見失わない事が大切です。

応募して、書類選考が通過したら実際に面接してみて入りたいかどうか考えて決めましょう。

面接の数をこなして自分に合った会社を見つけるには、気になる求人には積極的に応募して、余裕があれば面接が通過しても合わなそうなら辞退することをお勧めします。

自営業または個人事業主からの正社員

正社員でなくとも仕事は出来ます。

10ヶ月正社員で働いて、5年間フリーランスをしている人は、社会人の経歴としては6年ですが、正社員の年数は1年未満です。

こういった人も1年未満で該当します。

このケースの場合、求人は厳選して入りたい会社のみを受けるべきです。

理由としては、正社員という安定がなくても個人で生活を成り立たせるだけの努力とビジネスインテリジェンスが最低限備わっているからです。

人によっては、個人での限界が来て正社員に戻る人から、家庭のためにフリーを諦める方もいると思います。

会社によっては、組織行動が嫌いな人間と言う烙印を押し付けられる事もありますが、少なくとも何も考えず社畜している正社員よりは評価は上です。

特にベンチャー系では優遇されると思います。

ただし、個人事業主で年収200万円台の場合は、年齢が30代であったりすると正社員として受け入れてくれない可能性あります。

体験談としてですが、以前とある会社とフリーランス契約の面談を実施した際に、正社員での検討も勧められました。

実際に言われたのは以下です。

お客様「正社員も足りないし、私さんと同じ分野で設計出来る人がいないから正社員でも募集しているので、もし働いてみて良かったら考えて欲しい」

これはつまり、フリーランスとしての実力を認めてくれた上で、正社員の話をしてくれています。

フリーランスが組織批判ではなく、個人の能力として企業に評価されているという事です。

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正社員での勤務年数が1年以上3年未満

給料は1年未満と大して変わらない

正直大して変わりません。

給料が大幅にUPすることも期待できないので、現状維持が望ましいですが、最初の会社が給料が安すぎて生活に支障が出ているのであれば素直に相談しましょう。

求人に対する応募に関しても、気になっている求人のみ応募していくスタイルが良いと思います。

正社員3年という日本の古い風習はどうしても拭えません。

厳密に言えば、拭えない企業、大手などは特にこれらの文化があります。

1年未満の人よりは、通過率は良いはずですが、実績を求められるケースもあります。

正社員3年未満の転職者は、いわゆる第二新卒と呼ばれています。

簡単に言えばプロ野球選手のトライアウトのようなものです。

他球団で実力を出し切れなかった若手のスキルを再生するチャンスを見つける機会です。

大手企業で上手くいかずベンチャー企業で大活躍したり、日系企業から外資系に行って多くの成果を上げる人材になったり、企業にとっては採用した人材が大当たりすると、棚からぼた餅です。

私が最初に転職したころは、第二新卒に非常に厳しい時代でしたが、後輩が会社を辞めたりするようになって思うのは、若くても転職しやすくなったなぁと思います。

ただ、個人的には3年経過後に退職金を貰って辞めるのがベストだと思います。

正社員3年以上5年未満

一つの会社で3年以上

3年というのは個人的には良くない日本の風習と思っていますが、一つの会社で3年間勤務したという実績として認めてもらえます。

3年となると、理由は様々かと思います。

3年で辞めると決めていた人。

3年やってみて違うと思った人。

3年やってみて他の会社に行ってみたいと思った人。

3年間我慢していて我慢の限界が来た人。

3年やってきことと違う、新しい事がやりたい人。

個人的には、新しい事がやりたくて転職を考えるポジティブな転職者が多いのかなと思います。

仮にネガティブな理由があっても、3年務めたことは実績です。

無理やりポジティブになる必要はないですが、ネガティブな理由があっても建前が通用するので、出来るだけポジティブな志向を持ってほしいです。

仕事で他人に話せる実績がある場合は、大手系・外資などにも十分入れます。

3年間やって実績が出せるようになった人間を、採用に関して鋭い眼を持つ企業は逃しません。

教育しなくても実績があげられる若手の人間を採用するのが中途採用の本来の狙いでしょう。

求人に対する応募については、少し高望みして応募していくのがお勧めです。

年収100万UP、有名大手など純粋に入りたい企業を狙っていきましょう。

また、転職に関してネガティブな理由としてよく給料の問題が挙げられます。

3年以上働いている場合は、給料が低くてやめたと言ってしまっても良いのです。

なぜなら実績を挙げたのに見合った給料を払わないなら辞めて当然ですし、成果を挙げる人間を評価する会社はかならず報酬を出します。

実績が無い人も、新しい事をやってみたい、違う環境で仕事をしてみたい、など割と単純な理由でも好印象になります。

理由は他の会社で3年間経験したことが転職先では良い変化をもたらすかもしれないからです。

転職前は、会社の仕事の仕方にたいして

あれはおかしいんじゃないか

これはおかしいんじゃないか

と思っていても、世間は広いのでもっとおかしい事をしている会社もあります。

そんな時、若い人間が来て非効率な仕組みやおかしなルールを変えていってくれることは、組織にとって大きな財産になります。

要は、経験こそに価値があるという事です。

複数の会社で3年以上

ケースバイケースになってしまいますが、複数企業での3年以上にはその複数企業に評価が変わってしまいます。

  1. 有名大手を複数経由
  2. 大手中小を問わず経由
  3. 外資を複数経由

1ですが、意外と評判は良いです。

なぜなら、結局大手企業を渡り歩けるのは、それ相応の能力があると対外的に認められているためです。

性格に難あり、と思われそうですが、元○○の社員という肩書がブラント志向の日本人には結構優位に働きます。

こういったタイプの人は何が嫌で何が不満かはっきりしていると思います。

それがハッキリ、堂々と言えるのも更に強みになると思います。

なので、1に該当する人は自信を持って好きな求人に応募して決めていくのが良いと思います。

何でも応募すると書類選考の通過率が高すぎて疲れてしまうと思うので、吟味して応募していくのが確実だと思います。

2ですが、評判は悪いです。

言ってしまえば、働ければどこでもいい人と捉えます。

もちろん、実際は色々な事情があっての事とは思いますが、客観的に見て、よく分からない会社や大手が入り混じった職歴を見た時に感じるのは

大手でもダメ、中小でもダメ、何がしたい人なのだろう

と思います。

大手企業を辞めて中小に戻って、やっぱり大手が良い、とうのは少し短絡的だと思いませんか?

それで大手に戻って、やっぱり中小が良いと思う可能性って否定できないと思います。

行ったり来たりするのって常に迷いがあるからなんですよね。

デメリットばかり見てしまう人だと思います。

本来はメリットを比較して、より自分にとって有益な選択肢を取るべきなのです。

そんな方は、自分を必要としてくれる会社を探すことをお勧めします。

やりがいを感じる仕事や会社、働き方を見つけることで、結果的に大手なのか中小なのかが分かると思います。

3ですが、評判はまちまちです。

私の知っている方では、13回転職している人がいます。

IT系ですが、IBMばど外資大手と国内大手を渡り歩き、今は海外のベンチャー企業で製品を開発しています。

国内企業であれば、すぐに転職してしまう人と見られがちですが、実績も大きいので採用されるケースも多いです。

外資では成果主義なので、優秀だと判断されれば内定が貰えると思います。

この手の方は人脈があるので、最終的にはスタートアップベンチャーなどを渡り歩いて、大手外資に戻る印象があります。

成果を挙げられる人間に転職回数はあまり関係ないという事です。

逆に転職回数で採用不採用を決めてしまう場合は、こういった人材を足切りしているという事です。

正社員5年以上

新卒正社員であれば十分

一つの会社で5年以上働くと、少なくとも簡単に辞める人という印象はありません。

しかしながら、一度転職を経験すると気持ち的には辞めやすくなってしまいますが(笑)

5年以上の勤務実績があれば、転職活動で全く書類が通過しないなどという事はないと思うので、焦らずに転職先を検討しましょう。

それまでと同じ業界を望むのであれば、不利ではありません。

別の業界を希望しても3年未満よりは、不利でもありません。

学部卒で正社員5年であれば、20代なので年齢的にも転職しやすいベストな時期と言えます。

5年の経歴と年齢、あとは対外的に語れる実績があれば、それなりの企業に入れると思います。

私知り合いは、5年後に辞めてGoogleへ転職した人がいます。

彼は英語での取引実績などもあり、上手く事が運べたのだと思います。

5年という期間は長いもので、これだけの期間を辞めずに働けると国内企業には悪い印象はありません。

逆に外資系には国内よりは、それほど変化はないかもしれません。

2社で合計5年以上

この場合、どちらかの会社で3年以上勤めている事になるので、5年であっても最低3年以上とほぼ同等です。

ただし、直近の会社の勤務年数が長い方がより良いです。

先ほど書いたように、勤務年数そのものが実績になるので、3年以上の経歴があれば少なくともマッチすれば辞めないという事は分かると思います。

なので、結論から言うと、悪くはないという印象です。

3回目の転職では、高望みしても良いですし、厳選しても良いです。

実績によっては、5年務めた人より評価される可能性もあります。

1社目で基礎が備わり、2社目で実績を挙げる、そして3社目でキャリアアップ、決して悪い事ではないと思います。

3社以上で正社員5年以上

3社以上となると、勤めた年数と会社の数によって全然違います。

10年で3社と5年で3社では、印象が全く異なります。

人によっては8年同じ会社で勤め上げて、後に1年ずつ2社を渡り歩いた人もいれば、3年おきに転職していると思います。

この場合は、転職理由そのものに本当に意味があると思います。

通常、転職理由などは転職先の企業に入るための建前であったりしますが、転職回数が増えれば増えるほど、辞める理由が他の人と違うはずです。

1年おきに、給料の良い会社から次々と声がかかるような人材であれば何も問題ないと思います。

結論としては、理由による、この一言につきます。

書類選考などに関しては、実績こそがすべてで変わると思います。

単なる辞め癖がるようなタイプで、実績が無ければ通過率は悪いですし、実績がありたくさんの会社からオファーがある人材には転職回数は関係ありません。

保守的な考え方の人は、無暗に転職を繰り返すと生涯賃金が下がるので気を付けましょう。

まとめ

長々と書いてきましたが、自分でも読み返すのが大変です(笑)

私の本職であるIT業界では転職は当たり前のようなもので、よほどの大手に新卒で入らない限り、定年までいないような気がします。

同業の方々の転職経験や、転職理由などをたくさん聞いてきたこと、相談されること、そして自分も転職経験者であるので、あくまで私の私見でしかないですが、誰かの参考になってくれればと思います。

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