辞めて良い会社。転職するのに悩む必要のない会社もあると思う

自分の会社が良い会社かそうでないか分からない人にとって、転職と言うのは一つのリスクかもしれません。

確かに、慣れた環境を捨てて新しい環境にチャレンジするのは精神的にも決断が難しい事が多いです。

しかし、辞めても良い会社で長く続けるよりも新しいチャレンジやより良い会社に入れる可能性もあります。

私は正社員、派遣、フリーランスとして10社近く働いてきました。

業界や親会社、子会社、様々な立場の会社で経験してきたことから、辞めても良い会社について考えていきたいと思います。

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辞めても良い会社の特徴

退職者に対して冷たい

これは良い会社と悪い会社、両方を経験して感じていました。

新卒で採用した社員や、中途で採用した社員で誰一人辞めない会社など存在しません。

必ずしも誰かが辞めます。

もちろん、結婚や家族事情など仕方ない理由で退職する人もいますが、自己都合で退職する人ももちろんいます。

辞めても良い会社と思うのは、退職者に冷たい会社です。

私が最初に転職した際は、会社の事を考えて2か月前に退職の申し出をしました。

しかし、会社の対応は以下でした。

新しい人見つけたから、後の二週間を有給消化で今月中に退職してもらいますね。

は?

何勝手に退職日決めてるの?

こちらは仕事の都合とか考えて早めに伝えたのに、さっさと辞めろって?

内定は貰っていたので別に問題は無かったのですが、人によっては大問題です。

辞める人の事なんてどうでも良く、会社の都合だけを優先するのです。

他にも退職者に対して、あれだこれだ、裏で文句の言う人間がいる会社は辞めて良いです。

辞める人の気持ちが理解できない人間が多くいる会社は辞めても良いです。

良い会社ほど、転職先でのキャリアアップを期待してくれたり、退職した後もプライベートやビジネスの繋がりも大切にしてくれます。

何より転職する際に、快く送り出してくれます。

社内で転職した人に対して、悪口めいた事を言う人間や、根拠もなく今の会社を良い会社と言う人間がいる会社は辞めて良いです。

どんな会社でも大なり小なり不満が必ずあるのです。

実際に退職に対して、ああだこうだと言ったり、憶測で何かをしゃべり散らかすような人間のいる会社ってその程度の人格者が集まる会社です。

評価のさじ加減が人によって違う

給料の査定において、必ず評価制度が存在していると思います。

目標に対して、定量的であったり定性的であったり、会社によって様々だと思います。

この時、問題になりやすいのが定性的な評価です。

定性的ですので、数字ではなく行動であったり志向であったり、文章的な評価基準になります。

この基準が人によって違う会社では損している可能性があります。

上司の評価基準が、上司によって変わってしまうのであれば、活躍の度合いではなく上司によって給料が変わってしまいます。

本来は今より良い給料になるはずが、評価に厳しい上司になった途端、給料が下がるという事もあります。

逆に評価がされやすい上司であれば辞めなくても良いですが、上司が変わって給料が変わるのであれば止めても良い会社です。

誰が上司になるかで給料が変わるって不安定そのものです。

実力がある人は、いっそ定量的な目標設定で給料が決まる方が絶対良いです。

人の価値観でコロコロ評価基準が変わる会社は人が辞めやすいです。

評価に不満を持ったり納得できない会社は辞めても良いでしょう。

ブランドを感じない会社

ブランドと言っても単純に会社名だけの話ではありません。

もちろん、会社名が有利に働く会社であれば、社員でいることに価値を見出せる事もあります。

ですが、ここで言いたいのはこの会社だからできる仕事と感じているかです。

例え無名の企業や中小であっても、大手のパートナーとしてレベルの高い仕事や責任感のある仕事が出来ていれば、その仕事や会社は自分にとってのブランドになります。

しかしながら、逆もしかりで大手なのにこんな仕事と感じてしまうとブランドが無いように感じます。

大手企業を早期退職する人は大半がこういった失望感がある人が多いです。

期待して入社したものの、早々に転勤させられたり、勉強の一環と言われて下流の現場や子会社に出向になったり。

大手に入ったのに、なんでこんな仕事をしているのだろう

今の会社の仕事ではつぶしが利かなくなる

こんな風に感じたら辞めても良い会社です。

大手の場合は、我慢の期間を経て良い環境や待遇を得ることが出来るので一概に辞めるべきとは言えないのが本音ですが、ブランドを感じないのであれば止めて良いと思います。

必ずしも会社の規模がモチベーションに繋がるとは限りません。

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それでも会社を辞めてはいけない人

自信が無い人

自信と言っても仕事の自信だけではありません。

新しい環境に挑戦して結果を出せる自信のない人は今の会社にいるべきです。

仕事に自信がある人は、迷わずに転職します。

待遇や新しい環境、ステップアップの機会に対して、そもそも仕事に自信があるので不安よりチャレンジ精神の方が上回ると思います。

転職がしたいけど自信がない

そういう人もいるでしょうが、少なくとも自身が無いうちは転職しない方が良いです。

理由は、内定が出た時点で安心するからです。

安心してしまった時点で、転職先は内定が出た会社になります。

そうすると、本来はもっと待遇が良い会社であったり、よりやりがいがある会社に入れたかもしれないのに可能性を消してしまう事になります。

採用者側も自信のある人間を欲しています。

「多分出来ます」

より

「はい、出来ます」

の方が安心感もありますよね。

自信が無いけど成功するケースもあると思いますが、自信が無いゆえに転職先で困ってしまう事もあるので、慎重に考えた方が良いです。

給料アップだけを考えている人

給料は仕事や生活をしていく上では、最大のモチベーションだと思います。

安いよりは高い方が良いのは間違っていないですし、給料が上がらない会社にいても正直良いとは思えません。

ここで言いたいのは仕事に対する意識の問題です。

同じ仕事で今より給料が高くなればそれでいいのですか?

転職後に、給料が上がるケースは、主に以下だと思います。

  • 転職前の会社の給料水準が低い
  • 成果に見合った報酬がない
  • 実力に見合った評価がされていない

この時、同じ仕事で給料の良い会社へ移ってもそのまま給料が変わらず3年過ごすなどあると思います。

それで満足であれば、目の前の給料だけを考えて転職すればよいと思います。

しかし、優秀な人材にとって転職とはキャリアアップです。

仕事の内容にもこだわりがあります。

今までやってきたことを他の会社でやる、なんて簡単な事はしません。

その会社の目的や事業など、そういった部分の核となっていけるようにそれまで身に着けたスキルを発揮するために転職するのです。

その結果、給料も上がるのです。

これが理想の転職だと思っています。

仕事はお金だけあってもつまらない仕事であれば辞める人もいますし、逆に給料が低くてもやりがいを感じていたら辞めない人もいます。

お金とやりがい両方にメリットがある事によってキャリアアップが無意識に出来るのです。

つまらない仕事でこれまでより給料がたくさん貰えるようになっても、そこから先があるのか、もしまた転職を考えた時に今の仕事は優位になるのだろうか。

お金だけを考えている人は、そういった事も考えてみると良いと思います。

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まとめ

個人的には、やはりやりがいがあるかないかが最大のポイントだと思います。

退職者に冷たいのも、自分が辞めてもあんな風に言われるんだろうな、と感じるとだんだん辞めたくなると思います。

また、評価基準が曖昧だとモチベーションも低下しますし、逆にその評価を覆すために頑張っても結果が一緒であれば諦める人が多いでしょう。

辞めても良い会社だと思っても、これだ!という理由や転職で成功する自信がなく、迷っている場合は一度足を止めて長期的に考えていきましょう。

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