会社や給料に不満を持っているのにも関わらずに辞めずに仕事を続けている人は多くいます。
不安や不満を口にするものの、求人を眺めるだけで転職のアクションを起こせない人が非常に多いと感じます。
そもそも給料に関しては生活に直結するため、早急に解決すべき人もいます。
しかしそれが分かっていても「辞めたい」を口にしても中々踏み切れない人もいます。
個人的には不思議だったのですが、実際にそういった境遇の人と実際に話してみました。
そして、少し辛辣になりますが「危機感が足りていない」と感じました。
「辞めると言ったら必ず辞めろ」と言いたいわけではありませんが、少し矛盾を感じたので今回紹介する事にしました。
辞める辞める詐欺と呼ばれる中々辞めない人たちですが矛盾があります。
では私が感じた矛盾した部分について紹介していきたいと思います。
あくまで個人的な経験談と価値観になりますが参考になればと思います。
給料に不満のある人の矛盾
旅行や飲み会には行く
まず給料の不満ですが、実力に伴っていない給料であれば生活に困る事はないでしょう。
それは「もっと給料が高くても良い」という事だからです。
それ以外の給料の不満は「給料が安すぎる」ことです。
貯金が出来なかったり、家賃や生活費を極限まで圧縮しないと生活出来なかったりします。
「給料が安い」というのは生活に制限が増えていく事です。
しかし給料が安くて不満を持っているのに飲み会や旅行にはたくさん行く人です。
もちろん、「安い給料なのに贅沢をするな」と言いたいわけではありません。
リフレッシュすることは日常生活では大切ですし、無理に止めてしまうと余計ストレスになることもあります。
ただし、やはり矛盾は感じます。
遊んでいる時間があればもっと給料を高くすために自己研鑽したり自己投資した方が根本解決になると思うのです。
給料に不満があって、飲み会での出費を何とか切り詰めたり、少ない貯金で旅行に行くよりも収入を増やせば必要以上の節約は必要ありません。
「お金がない」と言いつつ、遊びの場には頻繁に出てくる人はやはり「危機感が足りない」と思いました。
なんだかんだ満足している
先ほどの遊びの場には行く例も一緒に考えると「なんだかんだ満足」していると思います。
当然、生活が成り立っていれば実際は困っていないのかもしれません。
人並み以上に節約して、贅沢もしなければ生きていけるので「不満」を口にするだけかもしれません。
しかし口にするだけで転職活動も自己研鑽もしません。
本当に「このままの生活は嫌だ」と思っていれば自然とアクションを起こすのが普通だと思います。
つまり、現状を変えるだけの「危機感」がないのだと感じました。
給料は個人の能力や入る会社によって大きく異なります。
つまり能力が高くなれば給料も上がり、お金のある会社に入れれば上がるかもしれません。
自分のスキルを磨くか、給料の高い会社に入るかすれば解決する問題です。
もちろん、努力が報われない事もありますが、努力している姿勢がないのは矛盾を感じざる負えません。
変化を怖がっている
保守的な人に多いですが、「不満」を言いつつ変化を怖がる人も多いです。
確かに転職で環境が変わる事や職種が変わる事が不安に感じることもあります。
それ自体は経験が無ければ仕方のない事です。
しかし本気で給料や不満を解決しようと思う人はどうでしょうか。
変化を怖がらずにむしろ変えるためにアクションを起こしていると思います。
何も変えずにある日突然、給料が上がる事はほとんどありません。
何度も記載している通り、個人のスキルを伸ばしたり会社を変えたり変化があってこそ初めて変わります。
また会社に給料の交渉をするのも良いでしょう。
結局給料が安い事よりも変化することの方が怖いのだと感じました。
給料だけを変えるのは至難の業で、それこそ突然変わる事はありません。
「給料が低い原因」を考えればやるべきことは見えてくると思うのですが、恐怖心が上回るのであれば行動出来ないのは理解できます。
理想と現実が分かっていない
まず「給料に不満のある」人で理想と現実が分かっていない人がいます。
理想としてはおそらく「基本給があと5万円高い」などあると思います。
それはそれで目標としては悪いものではありません。
では実際に今その人のスキルで本当に「プラス5万円」の価値があるかというのが問題です。
「転職すれば給料上がるんでしょ」と思っている人もいるでしょう。
しかし、今のその人の給料が本当にその人の価値に見合った給料だったとするとどうでしょうか。
転職しても給料が変わらない可能性があります。
なので給料に不満がある人は、スキルをあげたり他の会社が採用したいと思うような魅力を持たないといけません。
それまで給料に不満を持っていた根本原因もスキルにあるかもしれません。
またそんな状態でノマドワークなど目指していても理想のままで終わります。
給料に不満があるのに矛盾を感じるのは、不満を口にするのに打開するバイタリティが弱い事です。
給料が安いのに辞めない、自己研鑽しない人には矛盾しか感じませんでした。
最後に
給料に不満があるのにアクションを起こさない人について書いてきました。
本当に矛盾を多く感じる人がたくさんいます。
不満があって、それも給料であれば生活に直結する大切な問題です。
人間関係は耐えられることもありますが、お金は無くなると生活が出来ません。
また人より贅沢がしたいと思えば、もっと給料がもらえるように努力が必要です。
このように「危機感」が足りない人ほど「矛盾」した行動をしているのがすごく心配でした。