Oracle Database 23c Free–Developer ReleaseをVirtualBoxにインポートして利用する。

Oracle Database 23cの無料版を開発者向けに提供開始とのことで、試験勉強で利用するためにVirtualBoxで構成していきます。

元々は、Oracle Master Gold DBAの更新(12c→2019)の勉強のための環境構築を行おうとしているところで、最新バージョンが提供開始との記事を見てせっかくなのでやってみることにしました。

Oracle Database 23cの無料版を開発者向けに提供開始

 

また現在(2023年4月)はOracle Masterの再試験無料キャンペーンとOracle Universityのコンテンツが一部無償で公開中です。

 

ORACLE MASTER 取得応援キャンペーン

 

2023年5月31日までなので、Oracle Masterの資格取得を目指している方、私と同じように更新を考えている方はキャンペーンを利用することをお勧めします。

特にOracle Master Goldの資格試験準備セミナーは非常に品質が良く学習が捗りかなり有効です。

試験は後日ですので、また別の記事で書いていきたいと思います。

 

脱線しましたが今回はOracle Database 23c Free–Developer ReleaseをVirtualBoxにインポートして利用する手順を紹介していきたいと思います。

 

また、昔やっていたようなゼロベースの構築ではなくOVAファイルを使って簡単に構成していきます。

時間がある人はOS構築してインストーラから実行するとよりスキルが身につくと思いますよ。

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構築環境

まずは構築する環境です。

今回は以下の環境で進めていきます。

 

ホストOS:Windows 10 22H2

メモリ :32GB

ストレージ:SSD 512GB

仮想化ソフト:VirtualBox バージョン 6.1.36 r152435 (Qt5.6.2)

 

VirtualBoxは記事を書いている時点で最新です。

もし初めて利用する人は以下からダウンロードしインストールして頂ければと思います。

Oracle VM VirtualBox

 

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Oracle Database 23c Free–Developer Releaseを構成する

最初にVirtualBoxでインポートするOVAファイルをダウンロードします。

7GBほどあるので、少し時間がかかるかもしれません。

 

Oracle Database 23c 無料 – 開発者リリース VirtualBox アプライアンス

OVAファイルを任意のフォルダに保存したら準備完了となります。

OVAファイルのインポート

VirtualBoxを起動して、「インポート」クリックします。

 
先ほど保存したOVAファイルを指定して開きます。
 
そのまま画面を進めてインポート画面まで行き、内容を確認します。
 
ソフトウェア使用許諾契約に同意してインポートします。
 
SSDであれば10分もかからずに仮想マシンが作成されます。

正常に仮想マシンが作成されたら次は起動し、接続環境を確認していきます。

 

ホストオンリーアダプターを構成する

ローカルからログインをスムーズに行うために、仮想マシンにホストオンリーアダプターを追加します。

仮想マシンの設定からネットワークを選択し、アダプターを追加します。

 
他にも変更したい構成があれば適宜構成します。
私の場合は、仮想マシン名の変更を行いました。

仮想マシンを起動してOSとデータベースに接続する

設定が完了したら仮想マシンをパワーオンします。

起動すると自動でoracleユーザでログイン、データベースの起動が行われています。

 
oracleユーザのパスワードはユーザ名と同じです。(念のため明記はしません)

root権限を利用したい、スイッチしたい場合はsudoします。

OSログイン後、追加したネットワークインターフェースを有効化(ifupもしくはGUIからConnect)してIPアドレスを確認します。

ホストオンリーアダプターのアドレスを確認出来ればネットワークの構成は完了となります。

ローカルからSSHで接続する

今回、私の方ではターミナルソフトとしてRLoginを利用しています。

TeratermやPuttyを利用している場合は適宜置き換えて頂ければと思います。

 
ポートフォワーディングの設定がありますが、ホストオンリーアダプターの場合は通常の22番で問題ありません。
正常に接続が出来れば完了です。
 

環境変数の設定と確認

初めに環境変数を設定していきます。

oracleユーザの.bash_profileを編集します。

# .bash_profile

# Get the aliases and functions
if [ -f ~/.bashrc ]; then
        . ~/.bashrc
fi

# User specific environment and startup programs
stty erase ^H

NLS_LANG=American_Japan.JA16EUCTILDE
ORACLE_BASE=/opt/oracle
ORACLE_HOME=/opt/oracle/product/23c/dbhomeFree
ORACLE_SID=free
LD_LIBRARY_PATH=$ORACLE_HOME/lib
PATH=$PATH:$HOME/.local/bin:$HOME/bin:$ORACLE_HOME/bin

export NLS_LANG ORACLE_BASE ORACLE_HOME ORACLE_SID LD_LIBRARY_PATH PATH
[oracle@localhost ~]$ 

編集が完了したら読み込みます。

[oracle@localhost ~]$ source ~/.bash_profile

環境変数の読み込みが終わったらデータベースに接続して環境を確認します。

[oracle@localhost ~]$ sqlplus SYS as sysdba

SQL*Plus: Release 23.0.0.0.0 - Developer-Release on Wed Apr 26 08:31:40 2023
Version 23.2.0.0.0

Copyright (c) 1982, 2023, Oracle.  All rights reserved.

Enter password: 

Connected to:
Oracle Database 23c Free, Release 23.0.0.0.0 - Developer-Release
Version 23.2.0.0.0

SQL> 
SQL>

CDBとPDBを確認します。

CDB$ROOTへ切り替えも実施してみています。

SQL> show con_name

CON_NAME
------------------------------
FREEPDB1
SQL> 
SQL> show pdbs

    CON_ID CON_NAME                       OPEN MODE  RESTRICTED
---------- ------------------------------ ---------- ----------
         3 FREEPDB1                       READ WRITE NO
SQL> 
SQL> 
SQL> alter session set container=CDB$ROOT;

Session altered.

SQL> 
SQL> 
SQL> 
SQL> 
SQL> show con_name

CON_NAME
------------------------------
CDB$ROOT
SQL> 

とりあえず、ここまでで一通り環境構築を完了とします。

データベースまでアクセス出来れば検証、学習する分には十分でしょう。

DBUAを使ったアップグレードや移行テストを実施したい場合は古いバージョンで同じように構成するとよいでしょう。

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最後に

Oracle Database 23c Free–Developer ReleaseをVirtualBoxにインポートして利用できる環境を構成してみました。

ゼロから構築するよりかなり環境を用意することが出来るので非常に便利ですね。

本当はESXi8.0を構成して検証環境を構築するつもりでしたが、NICエラーとなりインストールが出来ていないのでこちらはまた別途紹介したいと思います。

ひとまず、今回作った検証環境を触りながらGold 2019更新試験の勉強を頑張りたいと思います。

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