世界No1シェアを誇っているパブリッククラウドといえばAWSです。
クラウドを利用している企業の大半がこのAWSを利用しているといっても過言ではありません。
私たちが日常生活で利用しているサービスのバックグラウンドにも多くのAWSリソースが動いていることでしょう。
AWSエンジニアの需要は高まり続けておりクラウドを学ぶならAWSから入るのが最も良いともいえるでしょう。
自社で使っているクラウドが何かわからない、クラウドの何から勉強すればいいのか分からないという人は、まずはAWSから入ってみるとよいでしょう。
そこで今回はAWSの基礎レベルの資格であるAWS Certified Cloud Practitioner (CLF-C01)について紹介していきたいと思います。
AWS Certified Cloud Practitioner (CLF-C01)は基礎レベルなので基本的には単語の暗記などで数週間あれば十分合格できる資格試験です。
クラウドベースのエンジニアを目指している人や、エンジニアになる上で何か勉強したいと思っている人はまずはCLF-01から目指すことをお勧めします。
そこまでハードルは高くなく、また基礎的な知識が身につくのでお勧めです。
では、実際の試験の対策について紹介していきたいと思います。
AWS Certified Cloud Practitioner (CLF-C01)の試験対策
冒頭でも紹介した通り、CLF-01は基礎レベルのためそこまで難しい試験ではありません。
基本に忠実に、AWSサービス名と機能を暗記していくことで十分合格できます。
逆に言えば実務経験のある人には物足りない資格となります。
業務経験のある人は、一気に難易度は上がりますが AWS Certified Solutions Architect – Associate(SAA-C03)を目指しましょう。
AWSの基本的なサービスと機能を覚える
CLF-01を受けるうえで、AWSについて未経験を想定して対策していくとまずは基本的なサービスをお覚えていく必要があります。
AWS公式サイトなどでも学習して合格を目指すことは十分可能ですが、私の場合は書籍を購入することが多いです。
AWSについて、まったく知識のない人は「AWSとは何か」が分かるこちらから学習してみるとよいと思います。
ある程度、クラウドやAWSの知識がある人は物足りない内容かもしれません。
CLF-01の場合、ある程度知識が固まったらあとは模擬試験などを繰り返すことでも十分に合格できます。
試験の対策を重点的に行うのであれば試験対策のこちらの書籍が良いでしょう。
書籍のレビーを見ると「参考書以外からの出題も多い」とあるように実際の試験範囲すべてをカバーしているわけではないですが、AWSの知識を取り入れることを目的にするとよいでしょう。
紹介した両方の書籍を購入するほど難しくはないので、どちらか一冊を購入して体系的に学習することをお勧めします。
Udemyで模擬試験をひたすら解く
先ほど、ある程度知識を身に着けたら模擬試験を繰り返す、と紹介した通りCLF-01では模擬試験を繰り返して学習することで合格に近づけます。
AWSの業務経験がある人は、参考書は買わずにUdemyの模擬試験だけでも十分合格できます。
実際に、私はクラウドの経験はAzureのみでしたが、AzureとAWSを置き換えて考えることでUdemyの模擬試験のみの学習で合格しました。
★Udemyおすすめ教材
この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(6回分390問)
上記の教材で、1日に1演習でも良いので継続して学習していきます。
間違えた問題は解説をしっかりと読んで理解し、記憶していきます。
各演習ですが90%以上正解するようになるまで解いていくとよいでしょう。
2週間から3週間ほどで各演習で少なくとも80%以上は取得できるようになるので、その状態になったら試験を受けて十分合格できます。
ただ、間違ってはいけないのはAWSのリソースや機能を覚えることで、Udemyの問題を覚えることではありません。
同じ問題が出るわけではありませんので、しっかり学習することを心がけましょう。
3週間の学習で合格!
私はAWS未経験、Azureは業務経験ありの状態で3週間でCLF-01に合格しました。
対策は上記で紹介したことを実施したのみです。
点数としては860点と、正直もっと取れたと思ったのですが合格するには余裕のある点数でした。
クラウドでの業務経験があれば2週間から3週間、エンジニアやクラウド未経験であれば1か月もあれば十分合格できる難易度であると言えます。
エンジニアやクラウド未経験の人はまずはCLF-01から勉強してみるとよいでしょう。
いきなりSAA-03などを目指すと挫折してしまうかもしれないので、AWSの業務経験がない人はまずはCLF-01を取得して次を目指していきましょう。
最後に
AWS Certified Cloud Practitioner (CLF-C01)の試験対策について紹介してきました。
CLF-01は比較的合格しやすい試験です。
まずはここをしっかりと抑えて、次のレベルを目指すのが良いでしょう。
私の場合はAzureは経験があったのでいきなりAssociateレベルの試験から入ったので、AWSの業務経験があり自身がある人はSAA-03を受けてみてもいいかもしれません。
CLF-01をまずはしっかり取得したい人は、基礎固めをしてから模擬試験を必要十分繰り返すことで合格にかなり近づくことが出来るので、学習を継続していけるように頑張りましょう。