SQL Serverは初心者でも大丈夫なデータベース。SQL Serverのメリット

SQL SeverはDB初心者でも非常に扱いやすい製品です。

仕事で初めてDBを扱う場合や、SQL Serverに触れる時に少し恐怖心がある場合もあるかもしれません。

データベースはシステムの重要な役割であり、ここがおかしくなってしまうと大変な事態になります。

しかし、SQL Serverは初心者でも検証しやすく非常にお勧めなRDB製品です。

今回は、Oracle DBと比較して紹介していければと思っています。

また、最後には実際にSQL Serverを学ぶ上でお勧めの書籍なども紹介します。

SQL ServerはMicrosoft製品なのでWindowsとの互換性も非常に高いです。

Oracle DBもSQL Serverもクラウド版でも内部構造は同じ部分も多く知っておいて損はありません。

昨今はクラウド型の開発が増えており、基幹系システムや会計システムなどもクラウド上に存在している事も多くなってきました。

オンプレ系がオワコンかと言われると、いずれそうなるかもしれませんがオンプレのデータベースの製品知識が役に立たなくなるわけではありません。

そこで今回はSQL Server初心者へのOracle DBとの比較と初心者に向いているDBである理由を紹介します。

他にもC#やC++などで開発するエンジニアもSQL Serverの知識はあった方が便利かもしれません。

その理由を紹介していきたいと思います。

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SQL Serverは初心者でも大丈夫

Windows Serverが前提

まず、IT全般に疎い人やエンジニア歴が短い人でもWindows環境であれば知っている事も多いでしょう。

PCのWindowsとWindows Severではもちろん勝手が違う所も多いですが、逆に共通点が多い所も非常に多いです。

ユーザグループや、IPアドレスの設定などはほとんとPC用OSとServerで差はありません。

初心者であればあるほどWindows環境の方が操作しやすく技術的難易度も低いです。

では逆にOracle DBはどうでしょうか。

実はOracle DBを基幹系システムで扱う場合はLinux環境が一般的です。

一部はSolarisなどUNIXで動作している環境も多く、Windows環境でOracle DBを利用する企業もありますが高度なシステムほどLinuxかUnixで動作していることが多いです。

SQL Serverも2017からLinuxに対応していますがまだ機能の制限が多いです。

つまり、現状は機能をフル活用するにはWindows環境の方が良いでしょう。

初心者でもWindows環境なら心理的にLinuxよりも楽に扱う事が出来ると思います。

GUIで基本操作が可能

SQL Serverをインストールした後に、SQL Severを操作するソフトウェアが必要です。

それが「SQL Server Management Studio」で略してSSMSです。

SSMSはGUIなのでグラフィカルにデータベースを操作できます。

基本的に初心者にはGUIなど可視的に分かりやすいツールの方が扱いやすいでしょう。

コマンドプロンプトからコマンドを実行することももちろんできますが、そこは初心者から一歩先の作業でしょう。

データベースのバッチ処理を作成したり、GUIでは実行しにくいSQLやプロシージャを実行する場合に使います。

LinuxのOracle DB環境の場合は真逆でコマンドラインがベースです。

Oracle DBの場合は資格試験もLinux環境を想定したものも多くOracle DBはSQL以外のDDL以外にもバックアップやファイル操作ように専用コマンドが別々に多数存在します。

つまり、Oracle DBは覚えるととても便利ですが逆に初心者がいきなり業務で扱うには少し時間がかかるでしょう。

Linuxが扱える人はOracle DBに挑戦することをお勧めしたいですね。

検証が簡単

本ブログでもSQL Serverのインストール作業などを記事にしていますが、比較的簡単です。

インストールする際には「インスタンス」の種類を学習したり、実際に別々にインスタンスを作成してみて比較するのも良いでしょう。

仮想マシンの作成方法は知らない人は調べる必要があるかもしれませんが、大して難しくはないので割愛します。

SQL Serverはインストールがとても簡単なのですぐに検証環境を作成できます。

あくまでOracle DBとの比較になりますが、あまり手間はかかりません。

逆にOracle DBはインストールディレクトリの作成や、Oracleユーザとグループの準備、ソフトウェアのインストール前提条件を満たすパッケージの導入など少し作業が多いです。

多くのOracleエンジニア慣れた感じやっていますが、SQL Serverのインストールの手間と比較するとかなり多いです。

DB初心者やエンジニア初心者がいきなりOracle DBの検証環境を構築するには時間がかかります。

ブログなどを参考にすれば出来ない事は全くないのですが、作業の意味も学習しながら進められた方が良いと思います。

その点、SQL Serverはインスト―ルに手間が要らないのでお勧めです。

SQL Serveを検証・学習する

SQL Serverの検証・学習ですがやはり書籍がお勧めです。

以前レビューした記事をリンクしておきます。

SQL Serverのインストールから基本的な操作や機能説明であれば十分でしょう。

検証環境を構築して自分なりに操作してみると動作が理解できてくるかもしれません。

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最後に

SQL Serverが初心者にお勧めな理由を紹介しました。

DB自体が初心者の人もいればエンジニアと言う仕事が初心者の人もいるでしょう。

DB初心者でもWindow環境のSQL Serverはお勧めですし、Linux経験者にはOracleもお勧めです。

個人的にはOracleの方が手間や作業の難易度は高いですが、Linuxの知識も深まっていくのでインフラエンジニアとして給料を上げたいならかなりおすすめです。

またエンジニア初心者であればSQL Serverの検証環境を作るところからまずは始めてみるのをお勧めします。

SQL Serverの知識はWindows環境のシステム構築では必ず役に立つ知識で、データベースエンジニアは比較的数が少ないので希少価値が出てくると思いますよ。

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