転職経験のある方であれば、経験したこともあるかもしれないことですが、転職活動は思いの外大変です。
実際に転職を決意して活動を始めたものの、途中で挫折する人もいるのではないでしょうか。
それほど転職活動にもエネルギーが必要です。
しかし最初から注意するべき事を知っておくと準備もしやすいです。
転職活動をするうえで、思いのほか時間がかかることや困る事は多く、転職活動自体に疲弊してしまう方もいたりします。
内定についても、転職活動の疲れから「妥協」して決めてしまってはせっかくの機会が勿体ありません。
せっかく転職活動をするなら自分の理想に近い会社に入れる方が良い事です。
そこで今回は転職活動の時に注意するべきポイント紹介します。
転職で経験したことを踏まえて書いていきたいと思います。
転職活動で注意するべき事
新卒同様に志望動機を考える
転職はある程度キャリアや経験値を伴ってから動く方が多いです。
仕事にある程度自信を持ってキャリアアップを図る方や、やりたい仕事を目指すなど理由は様々と思います。
しかしながら、どれだけ能力ややる気があっても、新卒の就活同様に企業研究をしっかりして選考に臨まなければいけません。
つまり、たくさん選考を受ければ受けるほど企業研究や志望動機の作成、そして応募した会社との面接があります。
その企業の質問などを受けることを考えるとある程度、企業の特色などは明確に把握する必要があります。
これは、簡単そうに見えて実は大変です。
同じ業界であれば知っている会社もあるかもしれませんが、知らない会社の場合はリサーチは必須です。
もちろん、入りたい会社ごとに書類選考をしていれば1社ずつゆっくりやっていけるかもしれませんが、面接を受けるたびに400字くらいの志望動機と企業の特色を覚えなければいけません。
並行で面接の準備をする際は、同時に実施しなければいけません。
実際に、考えてからまとめて書いてみたり喋ってみたり、休みの日をまるまる使うようなこともあるので、新卒と同じような姿勢で取り組まないといけませんし、人物重視の企業であればいくら実力があっても通過しないケースがあります。
時間の使い方が変わる
会社員として勤めている間は、仕事の終わりが見えれば帰宅のタイミングを図り、自宅に帰ってゆっくりする毎日だと思います。
しかし勤めながら転職活動をする場合は帰宅後の時間など隙間の時間を使って転職の準備をしないといけません。
また転職活動をする場合「平日」の面接が多いです。
なので、面接があったり面接の準備をしたりたくさん時間を使わなければいけません。
求人のチェックや、応募する求人の選定、日程の調整など転職活動をしてみてからどれだけ時間を使うか体感します。
そういった活動を始めると、普段の時間の使い方と同じように生活は出来ません。
趣味の時間などが減ったり、仕事をしているのと同じくらいエネルギーを使います。
また、一部の企業では休日選考などもしているので、休日を面接などに使うこともあります。
一時的にでも生活リズムが変わるので、その点についてはある程度想定しておくべきでしょう。
また、時間をいくら割いても、結果が伴うとは言えないので忍耐が必要です。
転職エージェントはあくまでサポート
転職する際は必ず転職エージェントを使いましょう。
しかしながら、あくまでキャリアプランの相談や、求人紹介、応募手続きの代行などを実施してくれるだけで、実際に動くのは自分自身だという意識を持ちましょう。
転職エージェントがいるから面倒な手続きを省いて選考できるだけであって志望動機などを考えてくれるわけではありません。
ましてや、転職エージェント経由だから内定が貰いやすいわけでもありません。
むしろ、転職エージェントのおすすめの求人にたくさん応募して、大多数が書類選考で通過してしまうと、今度は面接に向けて各企業ごとの面接準備をしなければいけません。
あくまで、サポートだけであり内定をもらうためには個人の力量が重要という意識だけは持ちましょう。
転職エージェントを使うべき理由は非公開求人があることと利用が無料だからです。
入りたい会社が求人を出していても、見れなければ応募が出来ません。
また、転職のサポートをしてくれるサービスが無料であるのに使わない手はありません。
ただし、内定が取れるかどうかは自分の努力次第という事を忘れないようにしましょう。
まとめ
転職活動には多くの時間を費やさなければいけません。自分の人生の分岐点になるのであれば、尚更時間を大切に使い、妥協せずに考えていくべきだと思います。
中途だからといって、志望動機であったり、企業研究を疎かにして良いという事はなく、また、能力を過信して自分が会社を選ぶ立場と思うのは良くないです。
企業側は、求人を出していれば応募はあるため、応募する側が選ぶというのはあくまで書類選考までの段階です。
そこから先は全て個人の能力次第という事を、意識して頂ければと思います。