就職活動では入りたい会社に入社出来る人は一握りしかいません。
それは学歴や能力、あとは相性などが存在するため必ず狙った会社に入れる絶対的な法則が無いからです。
強いて言えば、既に「特別な能力」のある学生であればどこでも採用されると思います。
特許を持っていたり、既に知名度の高い人物である場合です。
しかし、多くの人はそのような特別な人ではありません。
そんな私も同じで就職活動には失敗しています。
今の時代、「就活苦」による自殺者も出ています。
あまりに社会が「会社で働く」事を前提にして就活生を追いつめてしまっています。
そして、上手く行かずに追いつめられて将来に絶望して命を絶ってしまいます。
もし本気で就活に追いつめられているのでればITエンジニアに興味を持ってほしいと思っています。
既にIT業界をターゲットにしていても上手く行かない人もいると思います。
しかし、出来るだけポジティブな気持ちになってもらえるように、ITエンジニアについて紹介できればと思っています。
それでは個人的な経験と価値観ですが書いていきたいと思います。
就活が上手くいかない人こそエンジニアに
技術力さえあればどうとでもなる
先に伝えておきたいのは、私は新卒の就活に失敗しているので新卒入社した会社がありません。
大学を卒業して上京し、ハローワークで半年ほど就職活動をして社会人になった半端者です。
スタート時点で職歴に空白があるので、転職などでは執拗に理由を求められ、無駄に警戒されるような人物です。
しかし、20代で転職は2回成功しています。
細かい技術について書かなくても、事実として他の会社や環境で必要とされるだけのスキルが身についたと思います。
もし私と同じように就職に失敗したり上手く行かなくとも、その後エンジニアとして確かな実力と能力を身につけていけば人生どうとでもなります。
ついでに言えば2回目の転職ではある業界の人気ランキング10位以内に入る事もある会社です。
正直、新卒ならダメだったと思います。
私は転職を勧める記事を多く書きますが、それは入りたい会社がるのであれば転職の方がよっぽど可能性が高いと思うからです。
そして、それはITエンジニアだからこそ、技術というものを武器に出来るからです。
コンプレックスは力になる
就職活動では、転職活動とは違い採用側に圧倒的に権利があります。
有名大学の人が簡単に内定を取るのに対して、知名度の低い学校やランクの低い学校の人は全然上手く行かない事があります。
これは学歴コンプレックスですがそれを技術力に転換する事で必ず成功出来ます。
ITエンジニアは技術力が全てです。
例え東大出身でも、アプリケーションを1人で開発出来る人より無名の大学出身でも1人でアプリケーションを開発出来る人の方がITエンジニアとしては優秀です。
仕事に学歴は関係ないのは公然の事実です。
残念ながら就職活動では関係が大ありなので妥協せざる負えない事もあります。
しかしエンジニアになってから見返す事も出来ます。
そして見返すことが出来れば、既に高い技術スキルを手にしていると思います。
そうなると元々入りたかった会社などにも転職では入りやすいのです。
急がば回れというように、どんな小さな会社でも確かな技術を学べば最終的には成功する事も出来ます。
これに関しては、「可能性がある」というより「努力すれば可能」と言えます。
可能性は無限大
就活に失敗しようが、最終的にスペシャルな技術者になれば可能性は無限大です。
個人でアプリケーションを売ったり、特許を取ったり、また能力さえ高ければ外資系大手に入社することも出来ます。
スタートダッシュで転んでも1位でゴールする事も出来る業界です。
外資大手で有名になる事もフリーランスになる事もシステム会社を起業する事も出来るのでITエンジニアの可能性は無限大と言えます。。
一般的な事務員であれば実現が難しい事も、ITエンジニアであれば実現可能だと思っています。
それこそ、世の中を変えていく事だってできるでしょう。
就活が失敗していても本人の努力でいくらでも挽回する事が出来ます。
むしろ、一度失敗して本気で取り組む姿勢があった方が良いくらいです。
就活が上手く行かずに悩んでいる今こそが可能性を大きくしていると思います。
今の時代は働きやすい
エンジニア職にはどうしても懸念が付き纏う事があります。
「理系向き」とか「ブラックかも」と思われることも多いです。
しかし、それはどこの会社、職種でも一緒です。
むしろ働き方改革にはITの技術が必要不可欠です。
技術者の方が恩恵を受けやすいです。
なぜなら、働き方改革のためにエンジニアがブラック並みに働いていたら本末転倒だからです。
むしろ、エンジニア自信がお客さんに対してそのような取り組みや姿勢を見せる方がビジネスとして成立しやすいです。
ITエンジニアの仕事はどんどん働きやすくなっています。
残念ですが、そうではない会社もあるのは仕方ありません。
しかし、IT業界は技術の進化が早く人手不足になりがちなので会社を変えることやエンジニア職に就くこと自体のハードルは低いです。
もしエンジニアに不安があっても「とりあえずやってみる」くらいの気持ちでいれば良いでしょう。
最後に
就活が上手く行かない人ほどITエンジニアに向いている事について書いてみました。
サンプルは紛れもなく私で、学生時代は「SEにだけはなりたくない」と思っていました。
しかしながら、紆余曲折を経て今では手に職を持って上手い事を生きています。
就活で自殺してしまう人を減らしたいですし、そこまで追い込まれるのであれば諦めてしまっても良いと思うのです。
実際は、私は新卒で会社に入っていないですし、そのおかげで今があります。
もし就活に悩んでいたら「もうSEでいいや」くらいに思ってITエンジニアにチャレンジする選択肢もあってよいのかなと思って書いてきました。
結果的に技術が好きになれば、就活での失敗なんて吹き飛ぶような可能性を手に入れる事も出来る業界ですよ。