ITリテラシーの低さは生産性に直結する。PCのリテラシーは自分で向上させていこう

IT技術は時代と共に常に進化しています。

15年前はまだ「ガラケー」と呼ばれる携帯電話の普及が著しかったですが現在ではスマートフォンが主流です。

このように、デバイスやソフトウェアは常に変化し進化を続けています。

ITリテラシーも同時に時代と共に変化していきます。

若い世代が簡単に出来ることも、ある程度年齢を重ねると分からない人も多いでしょう。

しかし、リテラシーについては一定の水準を身につけていかないと生産性の低下にも直結します。

「聞けばいい」と思っていることでも、自分で理解できる方が圧倒的に問題などの解決も早いでしょう。

ITのリテラシーが低い事で仕事の生産性が向上しないことも非常に多いです。

これからも5GやWifi6など、新しい技術も普及していきます。

また、クラウド化さらなる促進でアプリなどのあり方も変わってくるでしょう。

新しいものを「分からない」と敬遠していては、仕事での需要も減ってくる場合もあると思います。

そこで今回は仕事をするうえで欠かせないPCのリテラシーを向上させるべき理由を紹介します。

アプリやソフトも進化しますが、PCの知識がまずは基本です。

リテラシーの低い人がやりがちな例をもとにリテラシーを向上させるべき理由を紹介します。

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ITリテラシーが低いと生産性が向上しない

問題解決が遅くなる

PCに限らずデバイスやソフトウェアのトラブルが発生した場合、リテラシーのある人はある程度自分で切り分け、対応が出来ます。

サポート窓口に連絡して対応してもらうとしても、ある程度原因が分かっていた方が早いです。

また、リテラシーが低い事から意思疎通が図りにくいケースもあります。

ITに関しては専門用語が多いので基礎的なものは把握できないと問題解決が遅くなります。

基礎的な言葉であれば、OS、IPアドレス、インターネットなどはきちんと理解しておいた方がいいでしょう。

若い世代は当たり前のように理解しているものも多いので、世代のギャップを埋めるためにも積極的に知識を身につけていった方がいいでしょう。

自らトラブルを発生させてしまう

リテラシーの低い人は自らトラブルの原因を作ってしまう事が多いです。

何のソフトウェアか分からずにPCからアンインストールしてしまったり、逆にトラブルの原因となるソフトをインストールしてしまう事もあります。

他にも設定の内容を理解しないまま、PCなどの設定を変えてしまう人もいます。

リテラシーの低い人が闇雲にPCなどを弄ってしまうとトラブルの原因になります。

会社のポリシーなどにもよりますが、やっていいことと悪い事は理解できないと自らトラブルを招いてしまいます。

仕事を便利にするどころかトラブルの原因になってしまえば、生産性は低下する一方ですね。

新しい仕組みの導入の壁になる

リテラシーが低くレガシーな仕組みに慣れきってしまうと、どうしても新しい仕組みに対して感情的に反発しがちです。

今では海外の会社には電話をほとんど利用しない企業もあります。

本来は、システムで効率を上げた方が良いものも利用者のリテラシーが追いつかない事で導入までのハードルが高い会社も多いでしょう。

技術や知識の変化を受け入れられるリテラシーが無いと時代の変化から取り残されてしまいます。

まだ当たり前のように使っている「電話」や「メール」も当たり前ではなくなる可能性もあります。

こういった可能性や事実に対して、ITのリテラシーを高めないと時代についていく事は出来ません。

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PCリテラシーを向上させていこう

まずは自分で検索する

リテラシーの低い人ほど、自分で調べることが出来ません。

質問しなくてもすぐに検索すれば解決できることも多いです。

問い合わせを受ける担当者も、調べて解決出来る物であれば自分で対応して欲しいと思っているのが本音です。

些細な事や小さな問題で電話やメールで問い合わせるのは構わないですが自己解決よりも時間もかかり他者の工数を取ってしまいます。

結果として、自分で分からないなりにでも調べて知識を身につけた方がその後も問題の解決が早くなります。

他人ありきで問題を解決するのではなくある程度は自分で調べて解決出来るようになりましょう。

トラブルがあったらまず電源確認&再起動

PCの不具合などを確認したらまずは再起動しましょう。

PCに限らずスマートフォンなども同様です。

何かしらの理由で、PCの動作がおかしくなってしまったりしても一時的なものも非常に多いです。

また、電源の状態を確認して必ず電源があるかと再起動しても治らないかを確認しましょう。

非常に残念ですが、電源が抜けていた、再起動したら治ったという問い合わせは今の時代では顰蹙を買いがちです。

この程度であれば自分でも簡単に出来ることなので、トラブルが起きたら必ず実施しましょう。

最低限の動作を知っておこう

PCの動作がおかしくなったりするのには原因があります。

それを自己解決したり、問い合わせるにしても最低限は動作状況を把握しておきましょう。

小難しいと感じたり、苦手な人もいるとは思いますが今の若い世代は知っている人も多いです。

ストレージ、CPU、メモリ程度はきちんと理解してPCを利用しましょう。

むしろ、この3つさえ抑えていれば大体、切り分けが出来るようになります。

まずはこの3つが何なのか、今から調べてみるとリテラシーが向上していくかもしれませんよ。

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最後に

ITリテラシーの低さが生産性の向上を阻む理由とPCリテラシーについて紹介してきました。

今後の世代も義務教育の環境下で多くのリテラシーを持って教育を受けて社会に出てきます。

技術の変化に、人が着いていけない事で新しいシステムや技術の導入にも弊害が出てしまいます。

むしろ、ITの領域では技術よりも人の意識やリテラシーの有無の方が課題になる事が多いでしょう。

まずは、最も身近にあるPCからリテラシーを身につけていった方が、今後の為にもなっていくと思います。

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