私がシステムエンジニアで良かったと思う事5つ

システムエンジニア(以降SE)についてみなさんはどういったイメージがあるでしょうか。

ひと昔前は、3K(きつい・汚い・危険)に代表されるようにブラックな印象が多い職種だったと思います。

また、SE以外の人からは「難しそう」「文系の自分じゃ出来ない」「大変そう」とよく言われます。

実際大変な事も多いのですが、私はSEで良かったと思っています。

悪いところばかり見るよりも良いところを見た方が良いのは、人間関係でも同じですが仕事も一緒だと思います。

なので、私がSEで良かったと思った事について書いていきたいと思います。

私個人の経験に基づくものなので、全員が共通する事かは分かりませんがSEのメリットを感じ取ってくれる人がいたら嬉しいです。

業界的にももっとエンジニアが増えないと大変なので、もしSEになりたい人や悩んでいる人がいれば参考にして頂ければと思います。

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技術を学ぶのが楽しい

執着心がある人には向いている

執着心と言うと良い響きではありませんが、ここで言いたい執着心というのは、例えば趣味であったりテストであったり、そういったものに対してモチベーションが高く取り組める人を指しています。

ゲームを限界までやりこんだり、好きなアーティストのライブに全て参加しているだとか、好きなものに全力を注ぎ、知識的にも深堀しているタイプです。

私も昔は発売された新作ゲームを3日以内にクリアするという事をしていたりテストに関しては全教科最低でも80点以上に執着して過ごしていました。

技術に関しては、常に新しい製品や仕組みが生まれてくるので既存の知識も新しい知識も同時に習得していく必要があります。

そして何より技術力が高いほど世の中を変えていく仕事が出来ます。

技術というものに執着する事が出来れば仕事が勉強でありスキルアップにどんどん繋がります。

自分では意識していなかったのに、気が付いたらたくさんの事が出来るようになっていました。

やりたくない仕事ももちろんありましたし、でもそれをやったことで自分の仕事の幅が広がっていました。

私は執着心があるタイプなので仕事に熱中し、スキルも自然と身についていたのが良かったことの一つですね。

IT業界は人材が流動的

IT業界は最早、転職なんて当たり前になっています。

転職の回数でキャリアが停滞したり、転職によって給料が下がるなど転職にデメリットもあるのですが、あまり関係ないのがIT業界です。

SEは技術力さえあれば何とかなります。

高い技術を持っている人はどこのIT企業でも欲しい人材です。

特別なスキルを持っている人であれば、10回以上の転職経験だってあったりします。

これは精神的なメリットで今の会社が嫌になったら別の会社で働けばいいと思えるのです。

退職するという選択肢を持てない人はどんどん追い込まれていくと思います。

嫌な人がいるとか、仕事が合わないとか、悩みを抱えていても退職しないで解決する方法だけを探すのはストレスになります。

私もすでに2回転職していますが、どちらも会社の規模やブランドが上がっています。

確実にステップアップになっています。

それは、やはり技術に執着して自己研鑽も惜しまずにやってきた結果だと自信を持って言えます。

私は決して優秀ではありませんし、特別なスキルがあるわけではないですが、技術に対する執着心があったので一定のスキルまでは早い段階で到達しました。

その結果、キャリアチェンジや転職において優位に進める事が出来るようになったと思います。

ITを使っていない会社はない

今の時代、生産性の向上や効率化にシステムは欠かせません。

IT無しに経営できる会社はほとんどないでしょう。

これが何を指すかと言えば、SEという職種は絶対に無くなりません。

つぶしがきかない仕事のようで、実は安定した職種だと勝手に思っています。

近年、IT業界のトレンドとしてAIとRPAという言葉があります。

AIは人工知能、RPAは仕事をロボット化してプロセスを自動化する仕組みを提供する事が目的です。

定型的なエクセル作業などは将来的にロボットに奪われるかもしれません。

しかし、ロボットを作る人やAIを作る人は必要です。

IT業界のトレンドが一気に変わるような製品や仕組みと言うのは、斬新な発想や空想でしかなかった構想を技術で可能にした場合に大きく変化します。

AIも昔から言葉はありましたが、今ほどディープラーニングという言葉も普及していませんでした。

時代の変化とともに仕事の内容は変わっていきますが、SE自体はどんな会社にも必要不可欠です。

きっとこのまま技術者として生活していく事が出来ると私は思っています。

SEがいらない時代が来るという事は、少なくとも今売り手市場になっている通り限りなく可能性は低いと思います。

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技術知識というのは偉大

鬱を患っても仕事が出来た

未だに抑うつ状態ですが、仕事は出来ています。

もちろん、朝起きてだるい体に鞭をうって出社して、午前中は頭が回らない状態で仕事をこなして、午後くらいからようやくまともに動けるような、普通に考えたら休んだ方が良い状態です。

頭が回らないのですが、技術的な事に関しては経験のおかげで無意識に出来ているのです。

これ、自分でも不思議だと思っています。

打ち合わせで他人の話が入ってこなかったり、話しかけられても答えられなかったり支離滅裂な事を言ったりするのですが、技術的な内容や作業に関しては答える事が出来るのです。

イメージ的には記憶喪失になっているスポーツ選手が、過去にやっていたスポーツだけは高いレベルでこなせるような感覚です。

体に染みついているというような感じですね。

なんだか分からないのに出来る、失敗しない。

正直長期休暇したいのは山々なんですが、お給料を貰わないと生活が出来ません。

精神がいくらすり減って体が疲れてもお金が必要なんです。

SEで良かったと思えるのはこの理由が一番だと思います。

病気でも知識が生きていれば仕事も出来るし、鬱でコミュニケーションレベルが下がっていても作業はこなせるので評価がガクンと落ちることもありません。

なんというか、某テニス漫画の無没識的な何かですかね(笑)

技術が趣味になると色々幅が広がる

知識と言うのは非常に大切で、知識を会社だけで活かすのではなく自宅でも活かすようになりました。

近年ではGitHUBのように知識をSE同士が共有して、互いに協力し合うようなサービスもあります。

技術を楽しむ事で人脈が広がっていく事を最近は実感しています。

他の人がどんなプログラムを書いているだとか、こんなプログラムを書いたらもっと便利になるぞ、とかを自宅で見ています。

もちろん、必要あれば仕事中にも見ています。

元々楽しいからやっているというよりは、他の技術に興味があるからやっていて、その結果楽しんでいる状態になっています。

最近は自宅でOpenStackの検証をしていますが、本業では役に立たない知識です。

でも面白そうだからやっています。

土日の暇な時間にこういった事をしていると、自然とスキルアップになります。

スキルアップになるのと同時に人脈も増えました。

これはメリットでしかないと思います。

人脈が無くて良い人もいると思いますが、やはり他の技術者から学べる事も多いです。

スキルアップしつつ優秀な技術者と会話できるのは個人的に嬉しいですしヘッドハンティングのお誘いなどにもつながりやすいです。

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最後に

個人的に感じているSEで良かったことを書いてみました。

技術と言うのは無くなる事はないですし、古くなっても必要とされることもあります。

なので、新しい知識を取り入れる事も忘れずに頑張っていはいますが、今できている事も維持していけるようにしています。

とりあえず、手が疲れたのでこのくらいにしておきます(笑)

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