Oracle RAC 12c R2構築作業。Grid Infrastructureをインストールしていく

Oracle Real Application Cluster 12c R2を2ノードで構成していきます。

OSはOracle Linuxを使用しており、HW構成はIntel NUCにインストールしたESXi6.5になります。

使用した製品群はこちら

事前にOS側の設定は澄ませておいていますので、インストーラ画面から書いていきたいと思います。

その前に、Oracle RAC 12c R2での最新のインストール条件を記載していきます。

ASMディスクの最低容量:78GB

ASM標準およびFlexの最低ディスク数:3

推奨メモリサイズ:8GB

これらを満たすのは、ローカルPCでは中々難しいです。

今回は共有ディスクを以下の分だけ用意しております。

  • 40GB×3
  • 20GB×4

検証環境の構築で2ノード構成する場合は最低でも200GB(OS側のストレージも必要)は必要ですね。

それではインストールしていきます。

インストーラ起動

まずは、GUI画面からgridSetup.shを実行し、インストーラを起動します。

起動後に、【新しいクラスタ用Oracle Grid Infrastratureの構成】を選択します。

次に【Oracleスタンドアロン・クラスタの構成】を選択して次へ進みます。

クラスタ名をnode-cluster(デフォルト)にしSCAN名に事前にDNSサーバへ登録してある【scan.oracle12c.com】を入力します。

ここで名前解決に失敗していたり、SCANのIPのセグメントを誤るとエラーになります。

ノード情報の画面では、右下の【追加】をクリックし、ノード02を追加していきます。

パブリックホスト名には通常のホスト名を入力します。

仮想ホスト名にはDNSサーバに登録したVIPのホスト名を記載します。

こちらもの、ネットワークセグメントを間違えていたり、名前を間違うと追加が出来ないので確認しましょう。

ちなみに、12cR2からはリーフノード、ハブノードの指定が必須になっています。

ノードの追加が完了したらgridユーザのパスワードを入力して等価関係のテストを実施します。

【テスト】をクリックすると実行できますが、【次へ】をクリックしても検証されるので、失敗すると先へ進めません。

接続に成功すると以下のように表示されます。

ここで失敗する場合は、RSAとDSA両方で鍵生成をしていたか、.sshディレクトリの権限が700かを確認しましょう。

NICは推奨構成のインターコネクトLANを2本用意します。

パブリックは1本のみです。

等価関係の検証を通過したら記憶域オプション。

もちろん、ASMを構成します。

ブロックデバイスとキャラクタデバイスの違いは、お勉強しておいても良いでしょう。

GIMRが何者かさっぱり分かりませんが、とりあえずストレージ節約のために【いいえ】を選択します。

次回は検証してみたいなと思います。

ASMディスクグループの作成画面です。

今回はASMもいじってみたいのでそこそこディスクを用意しています。

冒頭で記載した通り、ここで合計78GB以上、最低ディスク3本を用意しないとインストールが続行できません。

ここでは40GB×3を【DATA01】として標準で構成します。

残りのディスクは後程、ASMCAから構成していきます。

パスワードは面倒なので共通で入力していきます。

事前作成したOSグループが認識知れているので、そのまま次に行きます。

Oracleベースの指定ですが、特に変更する理由もありません。

本番環境でも変えた記憶はないですね。

上記同様です。

特に変えません。

rootスクリプトですが、私の場合は手動で実行します。

理由は失敗した時に確認しやすいのと、自動実行で失敗したのに手動で成功するケースがあるためです。

rootスクリプトでこけてやり直しは嫌なので、自動実行にチェックはしません。

前提条件チェック中になります。3分程度で結果が返ってきます。

あらら。。

色々出てきました。

とりあえず、resolv.confに関してはNICの設定ミスなので、設定を修正します。

再チェック後、エラーが減りましたが、まだ残っています。

NTPに関しては使用しないので、このまま無視します。(インストールでもエラーが出来ますが問題ありません)

ASMのエラーに関しては、原因はなしと書いてありよく分かりませんが無視してインストールを続行します。

インストールが開始されました。

インストール完了まで合計で30分程度は必要です。

順調に進むとrootスクリプトの実行を要求されます。

この画面が出てきたらターミナルソフトで接続している画面から実行していきます。

必ずファーストノードで実行を完了させてから他ノードで実行してください。

/u01/app/oraInventory/orainstRoot.shを実行していきます。

すぐ終わります。

[root@node01 ~]# /u01/app/oraInventory/orainstRoot.sh
権限を変更中 /u01/app/oraInventory.
グループの読取り/書込み権限を追加中。
全ユーザーの読取り/書込み/実行権限を削除中。

グループ名の変更 /u01/app/oraInventory 宛先 oinstall.
スクリプトの実行が完了しました。

次にrootスクリプトを実行します。

良い感じにすんなり成功しています。

[root@node01 ~]# /u01/app/12.2.0/grid/root.sh
Performing root user operation.

The following environment variables are set as:
    ORACLE_OWNER= grid
    ORACLE_HOME=  /u01/app/12.2.0/grid

Enter the full pathname of the local bin directory: [/usr/local/bin]: 
   Copying dbhome to /usr/local/bin ...
   Copying oraenv to /usr/local/bin ...
   Copying coraenv to /usr/local/bin ...


Creating /etc/oratab file...
Entries will be added to the /etc/oratab file as needed by
Database Configuration Assistant when a database is created
Finished running generic part of root script.
Now product-specific root actions will be performed.
Relinking oracle with rac_on option
Using configuration parameter file: /u01/app/12.2.0/grid/crs/install/crsconfig_params
The log of current session can be found at:
  /u01/app/grid/crsdata/node01/crsconfig/rootcrs_node01_2017-10-09_03-45-42PM.log
2017/10/09 15:45:43 CLSRSC-594: Executing installation step 1 of 19: 'SetupTFA'.
2017/10/09 15:45:43 CLSRSC-4001: Installing Oracle Trace File Analyzer (TFA) Collector.
2017/10/09 15:46:07 CLSRSC-4002: Successfully installed Oracle Trace File Analyzer (TFA) Collector.
2017/10/09 15:46:07 CLSRSC-594: Executing installation step 2 of 19: 'ValidateEnv'.
2017/10/09 15:46:10 CLSRSC-363: User ignored prerequisites during installation
2017/10/09 15:46:10 CLSRSC-594: Executing installation step 3 of 19: 'CheckFirstNode'.
2017/10/09 15:46:11 CLSRSC-594: Executing installation step 4 of 19: 'GenSiteGUIDs'.
2017/10/09 15:46:12 CLSRSC-594: Executing installation step 5 of 19: 'SaveParamFile'.
2017/10/09 15:46:17 CLSRSC-594: Executing installation step 6 of 19: 'SetupOSD'.
2017/10/09 15:46:18 CLSRSC-594: Executing installation step 7 of 19: 'CheckCRSConfig'.
2017/10/09 15:46:18 CLSRSC-594: Executing installation step 8 of 19: 'SetupLocalGPNP'.
2017/10/09 15:46:36 CLSRSC-594: Executing installation step 9 of 19: 'ConfigOLR'.
2017/10/09 15:46:41 CLSRSC-594: Executing installation step 10 of 19: 'ConfigCHMOS'.
2017/10/09 15:46:41 CLSRSC-594: Executing installation step 11 of 19: 'CreateOHASD'.
2017/10/09 15:46:45 CLSRSC-594: Executing installation step 12 of 19: 'ConfigOHASD'.
2017/10/09 15:47:01 CLSRSC-330: Adding Clusterware entries to file 'oracle-ohasd.service'
2017/10/09 15:47:28 CLSRSC-594: Executing installation step 13 of 19: 'InstallAFD'.
2017/10/09 15:47:38 CLSRSC-594: Executing installation step 14 of 19: 'InstallACFS'.
CRS-2791: 'node01'上にある、Oracle高可用性サービス管理下のリソースの停止を開始しています
CRS-2793: 'node01'上にある、Oracle高可用性サービス管理下のリソースの停止が完了しました
CRS-4133: Oracle高可用性サービスは停止されました。
CRS-4123: Oracle高可用性サービスは起動されています。
2017/10/09 15:48:03 CLSRSC-594: Executing installation step 15 of 19: 'InstallKA'.
2017/10/09 15:48:06 CLSRSC-594: Executing installation step 16 of 19: 'InitConfig'.
CRS-2791: 'node01'上にある、Oracle高可用性サービス管理下のリソースの停止を開始しています
CRS-2793: 'node01'上にある、Oracle高可用性サービス管理下のリソースの停止が完了しました
CRS-4133: Oracle高可用性サービスは停止されました。
CRS-4123: Oracle高可用性サービスは起動されています。
CRS-2672: 'ora.driver.afd'('node01')の起動を試行しています
CRS-2672: 'ora.evmd'('node01')の起動を試行しています
CRS-2672: 'ora.mdnsd'('node01')の起動を試行しています
CRS-2676: 'ora.driver.afd'('node01')の起動が成功しました
CRS-2672: 'ora.cssdmonitor'('node01')の起動を試行しています
CRS-2676: 'ora.cssdmonitor'('node01')の起動が成功しました
CRS-2676: 'ora.mdnsd'('node01')の起動が成功しました
CRS-2676: 'ora.evmd'('node01')の起動が成功しました
CRS-2672: 'ora.gpnpd'('node01')の起動を試行しています
CRS-2676: 'ora.gpnpd'('node01')の起動が成功しました
CRS-2672: 'ora.gipcd'('node01')の起動を試行しています
CRS-2676: 'ora.gipcd'('node01')の起動が成功しました
CRS-2672: 'ora.cssd'('node01')の起動を試行しています
CRS-2672: 'ora.diskmon'('node01')の起動を試行しています
CRS-2676: 'ora.diskmon'('node01')の起動が成功しました
CRS-2676: 'ora.cssd'('node01')の起動が成功しました

ディスク・ラベルは正常に作成されました。詳細は、/u01/app/grid/cfgtoollogs/asmca/asmca-171009午後034844.logを参照してください。
ディスク・グループは正常に作成されました。詳細は、/u01/app/grid/cfgtoollogs/asmca/asmca-171009午後034844.logを参照してください。


2017/10/09 15:49:26 CLSRSC-482: Running command: '/u01/app/12.2.0/grid/bin/ocrconfig -upgrade grid oinstall'
CRS-2672: 'ora.crf'('node01')の起動を試行しています
CRS-2672: 'ora.storage'('node01')の起動を試行しています
CRS-2676: 'ora.storage'('node01')の起動が成功しました
CRS-2676: 'ora.crf'('node01')の起動が成功しました
CRS-2672: 'ora.crsd'('node01')の起動を試行しています
CRS-2676: 'ora.crsd'('node01')の起動が成功しました
CRS-4256: プロファイルを更新しています
投票ディスク51b16a29bdf74f3bbf5ea10f08b02ce8が正常に追加されました。
投票ディスクddeb2f52d5a04f9ebf495156b763c315が正常に追加されました。
投票ディスクb082c79f25c74f2abf69d779209c2a65が正常に追加されました。
投票ディスク・グループは+DATA01と正常に置換されました。
CRS-4256: プロファイルを更新しています
CRS-4266: 投票ファイルが正常に置換されました
##  STATE    File Universal Id                File Name Disk group
--  -----    -----------------                --------- ---------
 1. ONLINE   51b16a29bdf74f3bbf5ea10f08b02ce8 (AFD:DATA011) [DATA01]
 2. ONLINE   ddeb2f52d5a04f9ebf495156b763c315 (AFD:DATA012) [DATA01]
 3. ONLINE   b082c79f25c74f2abf69d779209c2a65 (AFD:DATA013) [DATA01]
3の投票ディスクを検出しました。
CRS-2791: 'node01'上にある、Oracle高可用性サービス管理下のリソースの停止を開始しています
CRS-2673: 'ora.crsd'('node01')の停止を試行しています
CRS-2677: 'ora.crsd'('node01')の停止が成功しました
CRS-2673: 'ora.storage'('node01')の停止を試行しています
CRS-2673: 'ora.crf'('node01')の停止を試行しています
CRS-2673: 'ora.drivers.acfs'('node01')の停止を試行しています
CRS-2673: 'ora.gpnpd'('node01')の停止を試行しています
CRS-2673: 'ora.mdnsd'('node01')の停止を試行しています
CRS-2677: 'ora.drivers.acfs'('node01')の停止が成功しました
CRS-2677: 'ora.gpnpd'('node01')の停止が成功しました
CRS-2677: 'ora.crf'('node01')の停止が成功しました
CRS-2677: 'ora.storage'('node01')の停止が成功しました
CRS-2673: 'ora.asm'('node01')の停止を試行しています
CRS-2677: 'ora.mdnsd'('node01')の停止が成功しました
CRS-2677: 'ora.asm'('node01')の停止が成功しました
CRS-2673: 'ora.cluster_interconnect.haip'('node01')の停止を試行しています
CRS-2677: 'ora.cluster_interconnect.haip'('node01')の停止が成功しました
CRS-2673: 'ora.ctssd'('node01')の停止を試行しています
CRS-2673: 'ora.evmd'('node01')の停止を試行しています
CRS-2677: 'ora.evmd'('node01')の停止が成功しました
CRS-2677: 'ora.ctssd'('node01')の停止が成功しました
CRS-2673: 'ora.cssd'('node01')の停止を試行しています
CRS-2677: 'ora.cssd'('node01')の停止が成功しました
CRS-2673: 'ora.driver.afd'('node01')の停止を試行しています
CRS-2673: 'ora.gipcd'('node01')の停止を試行しています
CRS-2677: 'ora.driver.afd'('node01')の停止が成功しました
CRS-2677: 'ora.gipcd'('node01')の停止が成功しました
CRS-2793: 'node01'上にある、Oracle高可用性サービス管理下のリソースの停止が完了しました
CRS-4133: Oracle高可用性サービスは停止されました。
2017/10/09 15:50:42 CLSRSC-594: Executing installation step 17 of 19: 'StartCluster'.
CRS-4123: Oracle高可用性サービス管理下のリソースを起動しています
CRS-2672: 'ora.mdnsd'('node01')の起動を試行しています
CRS-2672: 'ora.evmd'('node01')の起動を試行しています
CRS-2676: 'ora.mdnsd'('node01')の起動が成功しました
CRS-2676: 'ora.evmd'('node01')の起動が成功しました
CRS-2672: 'ora.gpnpd'('node01')の起動を試行しています
CRS-2676: 'ora.gpnpd'('node01')の起動が成功しました
CRS-2672: 'ora.gipcd'('node01')の起動を試行しています
CRS-2676: 'ora.gipcd'('node01')の起動が成功しました
CRS-2672: 'ora.cssdmonitor'('node01')の起動を試行しています
CRS-2676: 'ora.cssdmonitor'('node01')の起動が成功しました
CRS-2672: 'ora.cssd'('node01')の起動を試行しています
CRS-2672: 'ora.diskmon'('node01')の起動を試行しています
CRS-2676: 'ora.diskmon'('node01')の起動が成功しました
CRS-2676: 'ora.cssd'('node01')の起動が成功しました
CRS-2672: 'ora.cluster_interconnect.haip'('node01')の起動を試行しています
CRS-2672: 'ora.ctssd'('node01')の起動を試行しています
CRS-2676: 'ora.ctssd'('node01')の起動が成功しました
CRS-2676: 'ora.cluster_interconnect.haip'('node01')の起動が成功しました
CRS-2672: 'ora.asm'('node01')の起動を試行しています
CRS-2676: 'ora.asm'('node01')の起動が成功しました
CRS-2672: 'ora.storage'('node01')の起動を試行しています
CRS-2676: 'ora.storage'('node01')の起動が成功しました
CRS-2672: 'ora.crf'('node01')の起動を試行しています
CRS-2676: 'ora.crf'('node01')の起動が成功しました
CRS-2672: 'ora.crsd'('node01')の起動を試行しています
CRS-2676: 'ora.crsd'('node01')の起動が成功しました
CRS-6023: Oracle Cluster Ready Services管理下のリソースを起動しています
CRS-6017: サーバー: node01でのリソースの自動起動を処理しています
CRS-6016: サーバーnode01でのリソースの自動起動が完了しました
CRS-6024: Oracle Cluster Ready Services管理下のリソースの起動が完了しました
CRS-4123: Oracle高可用性サービスは起動されています。
2017/10/09 15:53:19 CLSRSC-343: Successfully started Oracle Clusterware stack
2017/10/09 15:53:19 CLSRSC-594: Executing installation step 18 of 19: 'ConfigNode'.
CRS-2672: 'ora.ASMNET1LSNR_ASM.lsnr'('node01')の起動を試行しています
CRS-2672: 'ora.ASMNET2LSNR_ASM.lsnr'('node01')の起動を試行しています
CRS-2676: 'ora.ASMNET1LSNR_ASM.lsnr'('node01')の起動が成功しました
CRS-2676: 'ora.ASMNET2LSNR_ASM.lsnr'('node01')の起動が成功しました
CRS-2672: 'ora.asm'('node01')の起動を試行しています
CRS-2676: 'ora.asm'('node01')の起動が成功しました
CRS-2672: 'ora.DATA01.dg'('node01')の起動を試行しています
CRS-2676: 'ora.DATA01.dg'('node01')の起動が成功しました
2017/10/09 15:55:17 CLSRSC-594: Executing installation step 19 of 19: 'PostConfig'.
2017/10/09 15:55:59 CLSRSC-325: Configure Oracle Grid Infrastructure for a Cluster ... succeeded
[root@node01 ~]# 

ここまで完了したら別のノードでも実行します。

結果ログは省きますが、問題なく実行が完了したので、次へ進みます。

100%になってエラーが返ってきますが、NTPの動作確認に失敗しているため問題はありません。

綺麗にインストールしたい場合は、NTPをslewモードで動作させて設定してください。

失敗と言えば失敗ですがインストール完了です。

インストールチェック

インストーラが終了したらGrid Infrastractureの動作チェックをしていきます。

rootユーザでターミナルからサーバへログインします。

まずは面倒なのでPATHを通します。

[root@node01 ~]# 
[root@node01 ~]# export PATH=$PATH:/u01/app/12.2.0/grid/bin/
[root@node01 ~]# 

PATHを通した後は、RACではお馴染みのクラスタリソースの確認コマンドを実行します。
コマンドと結果は以下の通り。

[root@node01 ~]# crsctl stat res -t
--------------------------------------------------------------------------------
Name           Target  State        Server                   State details       
--------------------------------------------------------------------------------
Local Resources
--------------------------------------------------------------------------------
ora.ASMNET1LSNR_ASM.lsnr
               ONLINE  ONLINE       node01                   STABLE
               ONLINE  ONLINE       node02                   STABLE
ora.ASMNET2LSNR_ASM.lsnr
               ONLINE  ONLINE       node01                   STABLE
               ONLINE  ONLINE       node02                   STABLE
ora.DATA01.dg
               ONLINE  ONLINE       node01                   STABLE
               ONLINE  ONLINE       node02                   STABLE
ora.LISTENER.lsnr
               ONLINE  ONLINE       node01                   STABLE
               ONLINE  ONLINE       node02                   STABLE
ora.chad
               ONLINE  ONLINE       node01                   STABLE
               ONLINE  ONLINE       node02                   STABLE
ora.net1.network
               ONLINE  ONLINE       node01                   STABLE
               ONLINE  ONLINE       node02                   STABLE
ora.ons
               ONLINE  ONLINE       node01                   STABLE
               ONLINE  ONLINE       node02                   STABLE
ora.proxy_advm
               OFFLINE OFFLINE      node01                   STABLE
               OFFLINE OFFLINE      node02                   STABLE
--------------------------------------------------------------------------------
Cluster Resources
--------------------------------------------------------------------------------
ora.LISTENER_SCAN1.lsnr
      1        ONLINE  ONLINE       node02                   STABLE
ora.LISTENER_SCAN2.lsnr
      1        ONLINE  ONLINE       node01                   STABLE
ora.LISTENER_SCAN3.lsnr
      1        ONLINE  ONLINE       node01                   STABLE
ora.MGMTLSNR
      1        ONLINE  ONLINE       node01                   169.254.43.98 192.16
                                                             8.22.111 192.168.33.
                                                             111,STABLE
ora.asm
      1        ONLINE  ONLINE       node01                   Started,STABLE
      2        ONLINE  ONLINE       node02                   Started,STABLE
      3        OFFLINE OFFLINE                               STABLE
ora.cvu
      1        ONLINE  ONLINE       node01                   STABLE
ora.mgmtdb
      1        ONLINE  ONLINE       node01                   Open,STABLE
ora.node01.vip
      1        ONLINE  ONLINE       node01                   STABLE
ora.node02.vip
      1        ONLINE  ONLINE       node02                   STABLE
ora.qosmserver
      1        ONLINE  ONLINE       node01                   STABLE
ora.scan1.vip
      1        ONLINE  ONLINE       node02                   STABLE
ora.scan2.vip
      1        ONLINE  ONLINE       node01                   STABLE
ora.scan3.vip
      1        ONLINE  ONLINE       node01                   STABLE
--------------------------------------------------------------------------------

正常に構成が完了していることを確認できました。

同じく他ノードでも確認して問題が無ければ、Grid Infrastractureのインストールは問題なく完了しています。

次はOracle DBのインストールについて書いていきたいと思います。

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