Windows Server 2016上にSQL Server 2016評価版をインストールしていきます。
現在は、最新はMicrosoft SQL Server 2017ですが、2017年10月リリースですので、11月である現状で新規のSQL Serverの導入は2016になると思います。
そこで今回は、インストール作業手順を書いていきたいと思います。
OSのインストールとセットアップは以下の記事になります。
インストールメディアのダウンロードは以下からお願い致します。
ダウンロードには登録が必要です。
https://www.microsoft.com/ja-jp/evalcenter/evaluate-sql-server-2017-rtm
サーバ上にあらかじめファイルを配置しておきます。
では作業を始めていきたいと思います。
SQL Server 2016 Evaluationのインストール
リモートデスクトップ(RDP)でサーバへ接続します。
デスクトップ上にダウンロードしておいたファイルを配置しております。
ファイルをダブルクリックして実行します。
Evaluation Editionのインストール画面が起動します。
【カスタム】を選択します。
カスタムだと、言語の種類やインストール場所の指定が出来ます。
ドライブを分ける場合は、こちらでメディアの場所を変更します。
今回はCドライブしかないので、変更なしで【インストール】を実行します。
インストールパッケージのダウンロードが開始されます。
インターネットへアクセスできる環境でないと、失敗しそうなので、ネットワークの設定はしっかり実施しておきましょう。
5分程度で完了します。
ダウンロードが完了すると、SQL ServerのSetup.exeを実行した後に起動するインストールセンターの画面が出てきます。
左メニューの【インストール】をクリックします。
一番上の、【SQL Serverの新規スタンドアロン インストールを実行するか既存のインストールに機能を追加】をクリックします。
プロダクトキーの入力画面になります。
今回は、評価版である【Evaluation】が選択されているので、【次へ】をクリックします。
ライセンス条項について確認されます。
同意しますにチェックを入れて次へ行きます。
Windows Updateでの更新プログラムの確認するかのチェック画面になります。
今回は時短のため、チェックせずに先に進みますが、基本的には構築段階であれば最新の適用状態にしておきましょう。
OS側は前日にすべて適用済みです。
インストールチェックが走ります。
特に問題が無ければ、自動で画面が遷移します。
機能の選択画面になります。
今回は以下にチェックを入れてインストールします。
- データベースエンジンサービス
- ドキュメントコンポーネント
チェックを入れたら次へ行きます。
機能ルールのチェックが入ります。
ここも、問題が無ければ自動で次の画面へ遷移します。
インスタンスの構成画面になります。
【既定のインスタンス】を選択していきます。
デフォルトでホスト名がインスタンス名になりますが、変更したい場合もしくはインスタンスの追加の際は【名前付きインスタンス】を選択します。
次に、コンピュータの管理からSQL Serverのサービス用ユーザを作成しておきます。
システム用のローカルユーザなので、パスワードは無期限に設定します。
私の場合は、一緒にローカルのAdministratorsグループへも追加しておきました。
サーバ構成画面で、作成したユーザアカウントをSQL Server エージェントとSQL Server データベース エンジンのサービスアカウントとして設定します。
アカウント名をクリックすると、プルダウンが出てくるので【参照】を実行して以下の画面で【名前の確認】を実施します。
今回は、WORKGROUPですが、ドメインユーザを使用する場合は、ドメインユーザでサービスアカウントを指定します。
設定が完了したら照合順序タブへ移動します。
データベース エンジンが【Japanese_CI_AS】であることを確認します。
問題が無ければ【次へ】をクリックします。
データベース エンジンの構成ではサーバ構成タブで、認証モードと管理者をしています。
今回の認証モードは【Windows 認証モード】を選択し、SQL Server 管理者の指定では【現在のユーザの追加】をクリックして、Adinistratorを追加します。
必要なアカウントを設定したら【次へ】をクリックします。
機能構成ルールのチェックが走ります。
こちらも、問題が無ければ自動で次へ遷移します。
インストール準備の完了画面になります。
インストールをクリックするとインストールが開始されます。
インストール完了後に、完了画面が表示されます。
結果については、【状態】列の中がすべて【成功】であることを確認しましょう。
全て成功になっていればインストール作業については完了です。
では、SQL Serverの設定については、また次回書いていきたいと思います。